だれかに恋をし、愛して愛されることを求め続ける私たち。「私なんかが」と自分の姿を見つめながら、「私だって」とだれかを思う。心の奥底をのぞきこみ、引き上げられ、つづられた言葉はリアルで、明るくて、悲しくて。それぞれのエッセイに刻まれた思いは、読んでいただいた人たちにも響いたのではないでしょうか。

サイトオープンから1年。「恋愛」カテゴリに投稿された235本のエッセイのうち、最も多くの方に読まれたエッセイをご紹介します!

【第1位】

セフレに恋した私が、彼を「都合のいい男」に仕立てるまで(なつぺぃ)

【あらすじ】私から求めていいのか、明日には捨てられるのではないか。そんな恐れをいただきながら、だれもが止める恋をしてしまった私。あるとき、彼と大げんかをしてしまい……。

サイト内ランキングに連日ランクインしている、なつぺぃさんのこちらのエッセイ。
公開当初から「まるで小説を読んでるみたい」という感想も寄せられ、多くの方の心に染み入るように読まれたエッセイです。

投稿者のなつぺぃさんから、エッセイに込めた想いや、読者の方へのメッセージをいただきました。

~なつぺぃさんからのメッセージ~

エッセイは最後、こう締めくくっています。

『彼が「つきあおう」なんて言ってきたら、「仕方ないから付き合ってあげる」って言ってあげる。
そう言う私の顔はきっと涙でぐしゃぐしゃになっているんだろうな。』

残念ながらまだ泣いてません。この未来どこ?

さて、こちら恋愛カテゴリにて1番読まれたエッセイということで、読んでくださったたくさんの皆様、本当にありがとうございます!このエッセイ含め、彼との思い出がさらに私の宝物となりました。

こんなに読まれているということは、セフレと恋愛して悩んでる子がたくさんいるってことなんでしょうか。しんどいね。
タイトルを「都合の良い男に仕立てるまで」としてますが、ぶっちゃけ仕立てる具体的な方法が書いてるわけではないので、参考にならんよ~となった子がいたらごめん。私ら個人による部分が多すぎる。
ただ、自分の考え方が変わったことで、こんなにも世界が変わるのかとは驚いたのは事実です。彼と対等になれたことが嬉しい。

いまだに彼とは時々会っています。
私は今が1番安定しているけど、やっぱり片思い街道という茨の道まっしぐらはオススメしません(笑)
だけど、叶わない恋をしてしまったとき、このエッセイをふと思い出してくれたら幸いです。
結ばれなくても幸せだと思える恋愛があってもいいじゃない。
どうか、あなたはあなたの手で、幸せな恋愛を手にしてください。

なつぺぃさん、すてきなエッセイをありがとうございました。

<第2位>

高身長女子のトリセツ「恋愛遍歴とキャラの闇深さを話します」(ミドリ)

photo:Umaba Maki

【あらすじ】ショートヘアで少年のようだった高身長の私。恋愛経験が少なく、大学で「女子扱い」されるとすぐ陥落してしまい……。

恋愛カテゴリで、年間2番目に読まれたのはこちらのエッセイ。ミドリさんの心の声がそのまま文字になったような、まるでおしゃべりをしているような勢いのある文体が印象的です。

「高身長女子」の検索でこの記事に辿りついた方も多く、ミドリさんのエッセイを読んで、きっとパワーをもらったのではないかと思います。

<第3位>

21年間、彼氏がいない。みんなの「当たり前」に届かない苦しさ(宮本くらげ)

【あらすじ】自分が「かわいくない」と思い、目立つことをやめた私は、今まで恋人がいたことがない。傷つくことが怖くて「ブスだから」に逃げてしまう負のループから抜け出せない。

「21年間彼氏がいたことがない」ということへの葛藤から、新聞記者という職業を選んだことへの背景まで、率直な気持ちが綴られているエッセイです。

「書いたの私かな...?」「わかりみが深すぎて、自分の生き霊が書いた記事じゃないかと思った」そんな感想が数多く寄せられたこちらの作品。ぜひ読んでみてくださいね。

以上、恋愛カテゴリの年間読まれました賞でした!
9月4日まで、毎日1カテゴリーずつ発表していきます。おたのしみに!

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憧れのあの人に自分のエッセイを読んでもらえるチャンス!投稿お待ちしております。