2020ミスコン出場者に聞いた「ミスコン批判、整形、恋愛…どう思う?」
今年、上智大学はミスコンを廃止するなど、「ルッキズム(容姿至上主義)」への批判やジェンダー問題への意識の高まりもあり、各大学も従来の「容姿を競うだけ」のミスコンからは変わりはじめているようです。実際に、ミスコンに挑戦する女性たちはどんな思いで出場を決めたのでしょうか。今年インタビューしたミスコンの出場者の言葉を紹介します。
今年、上智大学はミスコンを廃止するなど、「ルッキズム(容姿至上主義)」への批判やジェンダー問題への意識の高まりもあり、各大学も従来の「容姿を競うだけ」のミスコンからは変わりはじめているようです。実際に、ミスコンに挑戦する女性たちはどんな思いで出場を決めたのでしょうか。今年インタビューしたミスコンの出場者の言葉を紹介します。
――ミスコンは容姿を比べる場所でしょ、ルッキズム(容姿至上主義)でしょという批判についてはどう思いますか?
顔に関しては一番ブスだと思っているので、そこで競わされたら負けるしかないじゃんって思っています。たまに「顔で戦えないから、ネタツイで伸ばしているの痛すぎ」と言われますけど、それも作戦としては全然ありだと思っているので、なんとも思いません。
――美容整形の経験があることも、あっけらかんと答えてました。
私は整形肯定派なので、整形したことを公表することに抵抗はないですね。可愛くなるために、整形することの何がいけないんだろう。
――Twitterで「賢い女の子は好かれないと思いこんで、中高では自分の成績をわりと隠してきたし、大学入学後も初対面の人に医学部ですって言うのが少し嫌だった」と呟いた投稿が1.4万いいねと反響を呼びました。
学力や学歴って、男性だったら武器になることも、女性だったら引け目に感じちゃうのも不思議ですよね。過去の私のように、実際よりも自分をアホに見せてしまう女性、令和の時代でもまだいると思います。実際、DMで共感の声を長文で伝えてくれた女の子たちが驚くほどたくさんいました。
容姿「だけ」で判断していた従来の「ミスコン」とは意義が変わり始めているのかもしれません。
かがみよかがみは「私は変わらない、社会を変える」をコンセプトにしたエッセイ投稿メディアです。
「私」が持つ違和感を持ち寄り、社会を変えるムーブメントをつくっていくことが目標です。
恋愛やキャリアなど個人的な経験と、Metooやジェンダーなどの社会的関心が混ざり合ったエッセイやコラム、インタビューを配信しています。