私は、世の中の人はもっと自分に自信を持てばいいのに、と思っている。

かくいう私も昔は自分に自信がなかった。
きっかけは第一志望の大学に合格したこと。せっかく入れたんだから、やりたいことをやらなきゃ損じゃん、と思った。
それまでは周りの目を気にしているような生き方を変えたかった。

自信がないから、なんてもったいない。やりたいと思ったらやる!

そんな私はやりたいことをなんでもやった。
髪をピンクに染めた。ビキニを着てみた。クラブに行ってみた。手作り作品を売ってみた。
サークルに5つ入った。海外旅行に行くサークル、格闘技サークル、洋楽を聴くサークル、国際系のサークル、料理サークル。ちなみに残ったのは2つだ。つまり全部が自分に合った、というわけではないのだ。

「自信がない、ハードルが高い」
そんなことを言っていていつまでもやりたいことをやらないというのは、とても勿体ないことだと気づいた。
人生は長いようで短い。
しかもなんと、「やりたいこと」はすぐにやらないと「やりたいこと」ではなくなってくるのだ。いわゆる鉄は熱いうちに打て、というやつだ。

大学に入学してから、このことに気づいた。

行動力があってすごいねって言うけど、じゃあやってみればいいじゃん

会うたびに新しいことをした話をする私は、「行動力があってすごい」と友達からよく言われる。
そしてその言葉を発した人たちの大半は、やりたいことがあるのに躊躇していることが多い。

「気になっているんだけど、ハードルが高いんだよね」
「いつかやりたいんだよね」
「話したい人がいるけれど、図々しいって思われないかな…?」

では問いたい。
そのハードルはいつ下がる?ハードルを下げるには自分が上がるしかない。その努力をしているのか?
いつかっていつ?
じゃあずっとその人に話しかけないの?図々しいって思っているのなんで分かるの?

「行動力があってすごいね」は他人事だ。羨望の言葉なのか、社交辞令なのかは分からない。
後者ならいいが、前者ならあなたもやればいいのに、と思う。
別に私はあなたよりすごい人間では全くない。ただの女子大生だ。

やってみて案外できた、自分に合っているということはたくさんある。
失敗したらやめればいいではないか。死ぬわけではあるまい。
やらない後悔より、やった後悔。

誰が何と言おうと、私は世界一可愛い天才。そう思えば、毎日が楽しい

ちなみに言うと、私は自分が世界一可愛い天才だと思っている。
もちろん、私より可愛い人はごまんといる。私は一般的には「可愛い」に分類されないことは分かっている。
天才なんて言うほどの才能は持っていないし、コンプレックスや直したい欠点はある。

それでも、自分に自信を持っている方が得なのだ。
だって持っていないことで得するようなこと、ある?

確かに自信がないから努力して、もっと進歩するというパターンもあると思う。
だが私は自信があり、かつ、常に努力をして上を目指しているのだ。
こっちの方が得な感じはしないか?

私の生き方を押し付ける気はない。
でもいつも下を向いて、なんとなく自分を卑下しないといけないと感じている人たちへ。
一度は胸を張って、自分は素晴らしいと思いながら生きてみないか。
なんだか毎日が楽しくなる。私はそう感じるようになった。