「将来どう在りたいですか?」
自己ベストを更新し続けたい…。
仕事も恋愛もマラソンのタイムも。一生かけて、自分を磨き続けていたい。強く・速く・美しい女性で在るために。

自分のやりたいことは、何でもできる!何でも叶う!と思っていた大学時代

再就活でこの問いをされてから1ヶ月も経った今も、ずーっと考え続けている。いや、もしかしたら前職を辞めたときからかな。それとも、新卒の就活のときからかも…。
自分は何のために仕事をして、どんなキャリアを積んで、人生で絶対に成し遂げたいことは何なのか。毎晩考えても、考えても、考えても、簡単に答えが出ない質問。ゴールのない迷路で完全に迷ってしまった…と気付いたのだ。

幼稚園に入った辺りから、ピアノ・水泳・剣道・ダンス・手芸教室・スノボースクール・ボーイスカウト・塾と、習い事の数は増え続け…中学校の部活が始まるまで、気づいたら毎日が習い事の日々だった。物心ついたかつかないかの頃に始めていたものはピアノ・水泳・手芸教室くらいで、あとは自分からやりたくて体験に行っては始めたい!と、月謝を払ってもらえるように両親に願い出た。どれも短くて6年~長くて10年は続いていたかな。好奇心も気力も体力も底なしだった。そして、大学にあがっても両親からの仕送りに甘え、何不自由なく生活出来ていた。自分のやりたいことは、何でも出来る!自分のしたいことは、何でも叶う!と、無限に思っていた。

社会人になって、仕事に就くこと、お金を稼ぐことの大変さを実感した

そんな無敵な頃とは裏腹に、社会人になって仕事に就くこと、お金を稼ぐこと、自分の生計を立てることの大変さを身に染みて実感した。お父さん・お母さん、今まで沢山支えてくれてありがとう!と、心から思った。そして何より、自分のしたい事でも、継続するということは、時間も労力も忍耐力も必要だと言うことを身をもって学んだ。
好きが仕事になればいいのかもしれないけれど…現実は甘くない。甘いのは自分のその浅はかな考え方だった。

新卒で入った会社は、自分のしたかった事じゃない、こんなお給料じゃ生きていけない、毎日同じことの繰り返しがつまらない、もっと自分が輝ける場所にいきたい!と、半年で辞めた。 

2社目は、社長の考え方がイケイケ、上司・社員も熱い人ばかり!今が1番生きてるぅ~これは転職して天職だ~!!って、日々目標や、やり甲斐をもって仕事に向き合っていた、つもりだった。なのに、なのに…1年で辞めてしまった。そして今は後悔している。なんで今日まで続けることが出来なかったのか。

私は何がしたいのだろう。まずは自立して、生き抜くチカラをつけていきたい

そして、再び転職活動。
私は何がしたいのだろう。私はどこへ向かいたいのだろう。私はどういう人生を生きたいのだろう…。
仕事をしないで収入が減っても、家賃・生活費・光熱費・年金・保険代など、出費は増え続いていく。そんな請求書を見るたびに、早く仕事に就かないと…と、心が焦る。人生は待てが出来ない。

「将来どう在りたいですか?」
自分の将来を自分で決められるように、まずは自立して、生き抜くチカラをつけていきたい。