私が思う終わらない恋とは、それは自分自身が終わらせたいか終わらせたくないか、その恋をしていてもありのままの自分でいられるか、辛い恋愛ではないかと考える。

私の場合、このテーマで私が真っ先に浮かんだのは『相方さん』だ。
相方さんに出会い、一緒に過ごしていく中でこの先もずっと一緒にいたい、終わらせたくないと心から思った。

しかし、この気持ちが同じでなければ終わらない恋は成立しない。
片方だけでは成り立たない。
終わらせるしかない。

付き合って2年半になる相方さんはずっと大切にしたいと思える特別な人

私と相方さんは同じ気持ちだった。
この先もずっと一緒にいたい。
その気持ちが現在と未来を作っている。
今から半年前、これからもずっと一緒にいることを相方さんが伝えてくれ、私達はもうすぐ新しい生活を始めようとしている。

私は相方さんに出会い、こんなに心から好きで、愛して、愛されて、一緒にいると居心地が良くて、大切にしたいと思える人は相方さん以外に考えられないと思っている。
またこの先もずっと相方さんでなければならないと思っている。
今これを書いていて少し恥ずかしい。

お付き合いをしてまだ2年半だが、実は私は今でも相方さんに恋をしている。
相方さんの優しいところ、素敵な人間性、笑ったときのかわいい顔、お付き合いをして相方さんの色んな部分に触れ、知っていく中でより好きになった。

私と相方さんは今はお互い別の職場だが、数年前まで同じ職場の先輩と後輩だった。
第一印象は怖そうな方という失礼な印象だった。
だが、仕事で初めて資料の確認をしてもらったとき、コメントがとても丁寧で、相方さんが作成する資料が分かりやすく、資料作成の際は参考にし、その資料で勉強していた。
その後雑談や質問ができるくらい距離が縮まっていった。

同じ案件を担当したことで恋に落ちたけど相手にされないとブレーキ…

そしてあるとき、より距離が縮まる出来事があった。
同じ案件を二人で担当することになったのだ。
今思えばこのことがきっかけで、私は相方さんのことを気になりはじめた。

リーダーから聞いたとき、私が相方さんと同じ案件を担当することで相方さんの足を引っ張るのではないかと不安だった。
だが足を引っ張らないようにできることをやろうと担当した。
二人で残業をすることが多かったが、相方さんと一緒だと残業が嬉しくて、辛いと思ったことはなかった。
金曜日にご飯を一緒に食べて帰ることも増えた。

そして、お互い別の職場になったことで、もう会えないかもしれないと思っていた。
この頃には完全に私は相方さんのことを好きになっていて、
気づいたら意識していた。
会いたいと思うようになっていた。
だが私は自分の気持ちを伝えようとはしなかった。自ら終わらせようとしたのだ。
理由は相手にされないと思い、ブレーキをかけていたからだ。

私から終わらせようとしていた恋は、終わらない恋となった

その数ヶ月後、相方さんから連絡が来て会うことになり、初めての私服デート。
私は相方さんに恋愛感情はあったが、私のことは恋愛対象ではないと思っていたため、
会えるだけで嬉しいという気持ちで、着る服に悩みながらもドキドキしながら相方さんに会いに行った。
その数週間後、2回目のデートでお付き合いをすることに。
相方さんも私と同じ気持ちだったということが判明しとても嬉しかった。

そして私にとって相方さんがとても大切な存在となった。
お付き合いをして2年がたったあの日、
私達の約束はこの先もずっと一緒にいる。
どちらかが死ぬまで一緒にいる。
辛いことは二人で乗り越える。
そう誓った。

こうして私と相方さんはこの先もずっと一緒にいたい、離れるなんて考えられないという気持ちから一緒になるという選択をした。
終わらせようというしていた恋が終わらない恋となった。
二人の人生を変えた。

この恋を終わらせたくなかったから。