きっかけは、私にとっての日常を、日記に書いていて、それを偶然流れてきたツイートの投稿サイトに投稿しただけでした。
単純に、私の嬉しかった出来事を、他の誰かに見て欲しかっただけでした。

エッセイへの感想に、いつも想いを伝えきれず悩んでいた私は救われた

自己満足のつもりで送信した投稿。
まさかその日に返信が返ってくるとは思わず、審査前の作品に律儀に返信を返してくれるなんてすごく丁寧なんだなぐらいにしか考えませんでした。
数日して、採用のお話が来た時も、へぇ、こんなに簡単に掲載されるもんなんだな、なんて考えてしまい、大した驚きもありませんでした。
ただ、編集の方がついて、手直しをいただけるのは素直に嬉しくて、直した文章で他の誰かも読んでくれたら嬉しいなぐらいにしか考えていませんでした。

私の職業はAV女優。
バイトも会社も上手くいかない、それでいて恋愛脳で性依存だった私にとって、この職業は救いのような仕事でした。
きっかけはネットスカウトでしたが、生活できるだけのお仕事をいただけて、いつまで続くかわかりませんが昔よりだいぶ幸せです。
このAVのお仕事ありきで私のエッセイ作品を皆さんに読んでいただけたのかもしれませんが、嬉しかったです。

おもしろいって、情景が浮かんでくるって、才能があるって、もっと読みたいって皆さんに言われた時、長文でしか説明できなくて、仕事でもプライベートでも誰かに対して伝えきれないのがコンプレックスだった私が、これまた救われました。
月間2位もいただけて、それだけたくさんの人に読んでいただけて、今、とっても幸せです。

応援してくださる皆さんが私の今持っているものであり、力の源

今回の件をきっかけに、自分自身のHPを作りました。
故郷の青森の雪が大好きだったのと、名前が繭ということで、"snowcocoon"(スノコ)という、公式HP(https://www.snowcocoon.com/)を作りました。
そちらには、私の書いた四宮日記というコーナーもあります。
AV作品のファンの方にも読んでいただけているみたいで、とても嬉しいです。
自分のペースで文章を書くことを、これからも続けていこうと思います。
またかがみよかがみさんにも、お世話になる日が来るととても嬉しいです。
そんな、嬉しいと幸せのたくさんつまった出来事でした。

私が今持っているものは、若さなのか、性的な魅力なのか、もしかしたら本当に文章を書く力があるのか、それともそれ以外なのか、それとも本当は何もなかったのか。
取り敢えずは、応援してくださる皆さんが私の今持っているものであり、力の源です。
これからもどうか、ご贔屓に。