オンライン合コンで画面に現れたのは、突然引っ越して自然消滅した元彼だった。事情を知らない面々で行き交う穏やかな会話の裏で、元彼からチャットが飛んできた。新型コロナウイルスに覆われた世界で始まり、そして深まる恋。7月に「かがみよかがみ」にたくさん寄せられた、そんなエッセイのなかから、多く読まれた5本を紹介します!

①コミケで見た可憐なあの人は、女性キャラにコスプレした男性だった(此空みお)

あらすじ)男性用トイレから出てきた可愛いアイドルに、目を奪われた。私よりも細く、白く、顔も小さいその人は、男性のコスプレイヤーだった。友達も「やってみたい」と言うコスプレ。メイクの概念すらなかった私には、未知の世界だった。

②AV女優だと、ずっと言えなかった。でも貴方は気づいていたんだね(四宮繭)

あらすじ)自分がAV女優だと、ずっと言えなかった。でも、彼は気づいてしまった。二人で出かけた旅先の宿。彼は私を見つめながら言った。「全部話して欲しい」と。「別れたい」と言う私を、彼はやさしく包んでくれた。

③「もう一緒になろう」。思ってること一緒かよ、と笑った(泥酔マドモワゼル)

あらすじ)近づいて離れてを繰り返してきた彼。大学はオンラインになり、会う機会もなくなってしまった。そんなある日、彼が夢に出てきた。自分から動き出さないと、このまま一生会えない気がした。そしてちょうど彼から、お誘いの連絡が……。

④Zoom合コンに元彼がいた。個人チャットで送られてきた言葉は(初夏のアリス)

あらすじ)友達に誘われて参加したZoomでの合コン。画面には、見覚えのある顔があった。高校時代につきあい、自然消滅した元彼とのまさかの「再会」だった。互いにそしらぬ顔で会話をしつつ、彼と二人だけのチャットが始まった。

⑤25000円で会える恋。女性風俗店で働く彼を本気で好きになった(ほいっぷ)

あらすじ)女性用風俗の男性に恋をしてしまった。顔がタイプで、デートをして甘い時間を過ごした。「お金で結ばれた関係」と割り切っていたし、ほかの人も探してみた。しかし、本気で好きになったのだ。問題は、彼と会うにはお金がかかることだ。

7月に読まれたTOP5のエッセイは、このようになりました。
さらに6位以降は次の通り。こちらもぜひ読んでみてください!

憧れの先輩とは終始マスク会食。「キスしてください」で正面突破した(焼き茄子)

頭がいいはずの私が大学は全落ち。悔しさを隠して生きたけれど(ありす)

「私となら絶対に楽しい」と全力でアピールした彼には、婚約者がいた(Emma)

2年半も「既婚者」に騙されていた27歳の私が、コロナで掴んだ幸せ(nito)

わたしとは結婚できないと別れたのに、あなたはもう結婚してしまう(ぴえ)

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