今まで書いたエッセイの中で、いちばん自分の思いを込めて書いたのは『死にたかったあのとき。そして復活するまで』というタイトルのエッセイだ。
「気持ちが楽になれば…」と書いたエッセイを投稿してよかった
適応障害と鬱で死にたくてたまらなかったあのときの自分。
あのときは、明るい未来なんて全然想像できなくて。暗いトンネルがいつまで続くんだろう、いつまでしんどい思いをしなくちゃいけないんだろうって思ってた。
でも、気づけば時間が解決してくれた。
なんやかんやで、今はすっかり元気になって自分らしく過ごすことができている。
長いトンネルを抜けてからは、何であのとき、あんなにしんどかったんだろうって、嘘みたいに身の回りのことを楽しめるようになっていた。
「だから大丈夫。大丈夫だよ。」
いつかトンネルを抜けることができるよ。
自分と同じように、死にたいと思って苦しんでいる人や、本当に元気になれるかなと不安な人が、少しでも共感できて、気持ちが楽になればと思って書いたエッセイだった。
休職期間中の自分を書こうと決めてから、エッセイを書き上げるまではあっという間だった。
下書き用のメモはボールペンの字で真っ黒け。
乱雑だけど、ぶわーっと溢れる思いを文字にぶつけていった。どんどん書きたいことが出てきて、そして、気づけば書きながら昔のことを思い出して涙ぐんでいた。
エッセイを提出してから、なんか変なことを書いていないかなと心配性な私はドキドキしたけれど(笑)、勇気を出して投稿してよかったなと心から思える。
エッセイを書くことは、昔の自分をぎゅっと抱きしめてねぎらうこと
かがみよかがみさんのエッセイに出会えて、『死にたかったあのとき。そして復活するまで』のエッセイを書くことができて、改めて自分自身と向き合うことができた。あのときの昔の自分をぎゅっと抱きしめて、ねぎらいの言葉をかけることができた。
「いやあ、あのときはしんどかったよね。
本当に死ぬかと思ったよ。
よく復活できたね。お疲れ様!」
そして、思いっきりハグ。
そして、エッセイを読んでくださった人たちとも、ぎゅっと温かいハグをしたい。
「ほんと世の中、生きるのしんどいですよね。
やってられないことばっかりで。
でもいつかきっと、明るい未来がくると信じて。
お互いゆる~く生きていけたら」
ありがたいことに、自分のエッセイをTwitterで取り上げて感想も書いてくださる方がいらっしゃった。
よかった、届いた!自分の思いが少しでも誰かの心に届いたのが、すごく嬉しかった。
みんなと温かいハグをするために、私はこれからもエッセイを書く
死にたい!と思ったときに、その思いをどこかに吐き出せる場所があればいいな。そして、それは決しておかしいことではなくて、心がいっぱいいっぱいになったら、誰でも起こりうることだと。
ありのままが受け止められる世の中になってほしい。
かがみよかがみさんのエッセイを通して、いろんな人たちと繋がることができた。
他の方のエッセイを読んで、元気をいただいたこともたくさんあって。
なんかみんなと温かいハグをぎゅっとしている感じ。
私だけじゃなかったんだ!分かる!その気持ち!って。
誰かとつながりたくて、これからも私はエッセイを書いていく。
よし、送信っと。
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届け!!思い。