今年の一番の目標は自立したオンナになること。
ぼんやりと考えてたけど、わたしが今まで好き勝手やれてたのって、歴代彼氏たちのおかげだった。遅いけど、最近フリーになってようやく分かった。

世界一周旅も、良いお店で食事も、おしゃれな車も、歴代彼氏のおかげ

バックパックで世界一周の旅に出れたのも正直、家賃光熱費食費の全部を当時同棲してた彼氏が払ってくれてたから、わたしの収入のすべてを旅に費やせた。
その前も良いお店に行けていたのも、いつも彼が払ってくれていたから何でも好きなもの好き勝手飲んで食べてた気がする。おしゃれな車に乗れてたのも前の彼のおかげだった。
コロナ注射でさえ彼に予約してもらってたほど、旅は出来るけど一人であんまり何も出来てなかった。それに好きなことしかやろうとしてなかった。
自分の都合のいいことばかり率先してやり、嫌なことは他人任せだった。

そんなくせして、当時のわたしはほとんどのことを自分の頑張りだと思ってた。今となってはとても恥ずかしい。まぁ、相手の心を癒せてたのなら、そういう考えもあながち間違ってないんだろうけど。
そして、相手のモノも全てわたしのモノみたいな感じでいた。失くして気付いたたくさんのこと。本当にごめんなさい。
今年は今までと違って自立したい。はじめて自立したいって思えた。 

わたしに抜けているのは、精神的にも経済的にも自立出来ていないこと

正直自立したいだなんて全く考えたことがなかったけど、わたしに抜けてることは精神的にも経済的にも、自立出来てないことなんじゃないかって過去を振り返って思う。
現状わたしだけになると、一人で生活していくのでやっとな気がする。

この歳(今年30)になって知る。今までみたいに誰かに頼りまくって生きるのも良い。けど、それってその人がいなかったら何もできないし、自分で人生を切りひらいていないから、長い目で見たらわたしの様にやりたいことを人生をかけてやりたいなら損だと思った。
人生をかけて相手に寄り添いたいと思えば、その時は“そう”する。“そう”でないなら、自分で未来を切りひらいていくことが重要だと感じた。
なぜなら、過去を振り返って彼にお世話してもらってる時は楽だったけど、今その人たちがいなくなった時何も残ってない。むしろどうやって生きて行ったらいいのか分からなくなる。

本当のパートナーとは、お互い自立した中で相手を尊重しあい、寄り添える相手だと深く思った。
今までは共依存だった。それって優しさとかじゃなく相手からしたらエゴだし、わたしは一時楽したいだけ。まるで、子育ての失敗作のようだと思った。子供の時に親が何でもしてくれて、いざ大人になった時何もできない赤子のようだと。

自立が簡単じゃないことも分かってる。だからこそちゃんとしたい

自分の人生そろそろ自分で切りひらきたいよ。一度きりの人生でしょ。相手に期待してそれで裏切られたらすんごいイヤだし、相手に合わせて生きていくのはもう違うなって思う。

自分で生きていこうとしたらいっぱい失敗もある。でも毎回学べば良いとも思っている。
例として去年はじめて一人でやりたいことをして生きていこうとし、日本で一番高い工業用刺繍ミシンを購入した。わたしオリジナルの刺繍屋さんをやってみたいと、当初は意気込んでいた。
いざ蓋を開けてみると、一人で全てやる大変さを知った。浅はかだった考えに気付かされると共に、今までわたしの面倒を見てくれてた相手に感謝の気持ちがつのった。

現在はそんなミシンから距離を置いているところ。ほんとは一人でなんでも出来ると思ってたけど、そうじゃないことを学んだ。
自立が簡単じゃないことも分かってる。だからこそちゃんとしたい。自分の出来る範囲のことから頑張ってみる。頑張りすぎてダメにならないように、今苦しくてもいきいきと自立した先に何かが見えてくる。

相手どうこうより、今年は自分に一番期待しようと思う。頑張れわたし、未来に続け。