2022年はコロナウイルスの再拡大と同時に始まってしまった。
就職に向けて健康に過ごすという2022年の私の目標、いきなりハードモードになってない?!……と、日々増え続けるコロナ感染者数に冷や汗をかきながら食べた七草粥は、なんだかちょっとしょっぱかった。
実を言うと、2022年は就活のため健康に過ごすという私の目標は、コロナウイルスとは関係がない私の現状に基づいたものなのだ。
体調を崩していた2021年。大学卒業は無慈悲に近づいてくる
現状の前に過去の話をすると、2021年は私にとって、半分卒論で、残り半分は寝込んでいた年だった。2020年に体調を崩し、半年休学していた影響である。
復学はしたが、体調はガタガタのまま。どれほど体調がひどいかというと、卒業に必要な最小限の単位のための授業に出るため1週間に3日だけ大学に行き、家に帰ったらすぐ寝てしまうほど疲れ果てる毎日。
それでも卒業は着実に、無慈悲に近づいてくる。だから、貧弱の極み状態になっていた私なりに就職に向けて努力はしていた。
2019年にしていた業界研究を最新情報にアップデートしようと、なけなしの体力を振り絞って参加した就活セミナーでは、「就活の大前提として、健康であることが大切」と講師さんが言っていて、ぐさっと心に何かが刺さった。
コロナや難病を持っているわけじゃない。だけど、体力がすぐ尽きる私の状態はとてもじゃないけど、就活が求めている毎日出勤できる健康とは程遠い。
就職のための試験にも申し込んだ。でも、その日に限って体調が最悪で起き上がれなかった。就活をしたいけれど、就活ができるような元気も、思考力もない状態が2021年の私だった。
就活に失敗したのは、健康といえるような体力がなかったから?
SNSやゼミの会話は、友人が内定をもらった話でお祝いムードだ。おめでとう、と言う裏で、自分だけが親に養われ続けるのを突きつけられて、悔しかった。自分だけ、自分らしく生きる道を選べていないような気がして。
一方で、冷静な私は友達の就活のハードさを分析していて、2021年の半分寝込んだ私では就活はできなかっただろうという結論を弾き出していた。
だからせめて、自分にも何かできるという事を感じたくて、卒論の研究を熱心にやった。
努力実って無事に卒論を提出した私は、やることがなくなった解放感から、ふと思った。
私が2021年に悔しかったのって、就活に失敗したからだけど、そもそもの話、世の中から健康とみなされる体力がなかったからなんじゃない?
2020年に休学するきっかけも、体力がないなりにサークルとゼミを頑張りすぎて、倒れちゃったからだったよね?
つまり。
私の人生がガタガタになった原因って、体力がないから健康に過ごせないってことじゃん!
頑張れ自分、まずは毎日ラジオ体操から始めよっか
あまりに基本的すぎる問題に、自分でもびっくりした。
健康のための体力作りって言っても、自分をいじめて疲れさせてるだけじゃん、と思っていた過去の自分に、体力作りをしなかったからあなたの大学生活めちゃくちゃになったよ、と教えたい。
運動は苦手だから、苦手な場所に自分を置くのは自分を大事にしていないような気がして、私は全く運動をしてこなかった。
運動をすることが自分を大切にすることだとわかっても、自分一人で運動の習慣が続くとも思えないわけで。コロナ、ワクチンで収まってきたし、ジムにでも行ってみようかなぁ、と考えていた矢先に、オミクロン株の大流行が始まり、ジム通いの計画は消え、私の継続力が試されることとなった。
頑張れ自分、まずは毎日ラジオ体操から始めよっか。
私の現状と、変わってしまった世界に立ち向かうため、私は2022年を健康のための体力作り、そして自分らしく生きる道としての就職先を探す年にしたい。