髪型はトライ&エラー!似合うかどうかよりも、スキスキスーな髪で気分は上がる♡
photo : Sakawaki Takuya
バブル文化をリスペクトして、セルフプロデュースで活動中の地下セクシーアイドル「ベッド・イン」。バブルのオイニーむんむんの益子寺かおりさん・中尊寺まいさんが、ボディコンに身を包み、歌い上げるのは「コンプレックス武器にして、立ち上がれ」。ステージの上ではイケイケの2人もパジャマに着替えれば悩めるナオン。「かがみよかがみ」に寄せられたエッセイを読みながら、ゆるゆると語り合います。さあ、今夜もパジャマパーティー!寝させないわよ。
【今回のエッセイ】
美容師さんと一緒に髪色を考え、悩んだ末に赤色に染めることにした。 染め終わり帰路についた私は、希望でいっぱいだった。こんなに自分が輝けるなんて。こんな日が来るとは夢にも思っていなかった。 ーー黒髪保守派が思い切って髪色を変えてみた。私が輝いた
かおり「学生時代は、髪型も服もヤマト舐めシコ七変化♪」
益子寺かおり(以下、かおり) :わっかるぅ~!髪型を変えると気持ちが一気に切り替わるよね♡私はもう10年以上ロングヘアのままだけど、ナウでヤングな学生時代は、いろんな髪型を試してたな〜!黒髪ロングの前髪パッツンにしたり、ショートやボブ、ウルフヘアにモヒカン...♡ヤマト舐めシコ七変化~♪
試行錯誤した分、ロンモチで失敗も多くって。中学で初めてパーマをかけたときも、本当はゆるやかでナウいパーマをイメージしてたのに、付き添いの母がオーダーしたからか、いきなりバブリーな激しいソバージュになっちゃって!当時からバブル顔だったことも相まって、周りから超いじられたわ、トホホ☆今でこそソバージュは誇りだけど、多感なガラスの十代だったからトラウマに!(笑)
私はそのときどきで自分がリスペクトしてるコトやDAISUKI!な世界に全身浸りたいタイプだったので、学生時代は服のジャンルに合わせて髪型も変えつつ、常にゴリゴリ自分探しの旅をしてたなぁ♡ そして今こうして、バブル文化へのリスペクトでソバージュに辿り着いた…って感じ♡
中尊寺まい(以下、まい): うちは母親と祖母がひっつめ髪型が好きで…「おでこを出してないと幸せが舞い込んでこない!」とか言って、幼稚園から小学校卒業くらいまでずっとひっつめポニーテールでしたね。中学に入って、やっと自分の意思を通して前髪を作るようになりました。
でも、もともと天然パーマなので、せっかくの前髪がウネウネしたり、癖っ毛のせいでチョココルネになったり…梅雨の時期なんて最悪!超コンプレックスでした!それで縮毛矯正をブッかけて…そこからが迷走期のはじまりですね。
ロングやぱっつんオカッパ、そのあとはメンズっぽくなりたくて超ベリーショートにしたり…V系やパンクを聴いていたので、そういうお兄さんお姉さんに憧れてたんでしょうね。でも、髪の色は染めなかったなぁ〜。ただでさえ悪目立ちしていたので、先生たちにこれ以上見つかりたくなくて(笑)
大学生くらいからはずっとロングだったんですけど、ベッド・インを結成するにあたり、キャラ分けした方がいいなと思って。かおりさんはきっとずっと髪を切らないだろうなぁ〜、と思ったので、これは私が切った方がバランスがいい気がする!と思って今に至ります(笑)
お久しブリーフなボブだったし、投稿者さんと同じように、自分にはロングしか似合わない!と思っていたから不安だったんですけど、意外と周りの反応も良くて、マンモスうれPかったな〜。今は「ちゃんまいボブにしてきました!」とか「今度はちゃんまいショートに挑戦したい」なんて言ってもらえるくらい定着してきていて、とってもお気に入り♡
まい「ネットに溢れる『〇〇診断』。参考にしつつ自分なりの似合うルールもあるよね」
まい: エッセイにも書いてあったように、最近はSNSで髪型やメイクにまつわる「〇〇診断」みたいな情報も多いですよね。ちゃんまいも「ヘェ〜!」って感じで参考にしていますヨォ〜!それと同時に、やっぱり色々トライするからこそ見つかる、自分なりのルールもあると思っていて。必要以上に振り回されないようにいたいな、とはいつも思っています。
かおり: なーるほどTHEワールド♡私はいわゆる「診断系」の情報は全く見てないな〜!ただ、たまに自分でアニメの登場人物やプロレスラーの皆さんのコスプレをした動画をSNSにアップしているんですが、その時にウィッグを被る機会が結構あって。そういう時に「ぶっとびぃ~!あれ、今まで似合わないと思ってたけど、意外とこの髪型、E感じに似合うんじゃない!?」って偶然発見することはある~♡
かおり「自分自身の気持ちがアガる、好きな髪型をできるかどうかが、一番大事MAN♡」
かおり: だから美容師さんに「似合う髪型で、まるっとお任せします!」ってパターンは過去にしたことがないかも!「こんな髪型にしたい」って大枠はお伝えしてるなぁ。髪型に限らず、メイクもお洋服も自分の感性と直感は大事MAN にしたいタイプなんです♡
もしも美容師さんにオススメされた内容が、自分のなかでしっくり来なければ「SAY YES」は出来ないな〜!「もう少しゆるいパーマの方が似合うかも」って言われたとしても、「似合うかもしれないけど、ソバージュの方がカッコよくて好きなんですよね~!」って意思を伝えますネ♡ だって自分が一番長い時間、その髪型と付き合うんだし♡他人から見て「似合う・似合わない」よりも、「自分自身の気持ちがアガる、好きな髪型ができるかどうか」が私には一番大事MANなの♡
まい: たしかに、100% So!かもしれないね!私の場合は正直こだわりはあまりないんですよ。「前髪だけはバブリーにセットできる長さ」っていうその一点だけ。なので、もう全部、美容師さんにぜ〜〜〜んぶ、お任せ!今なんて、インナーカラーもとい、淫乱カラーなんて入れちゃってイマドキだしょ?♡ 誰かに「それはバブルじゃない」とか、「バブル時代にはなかった」とか言われることもあるんですけど、いいの!気にしない!
今までは「バブルが好きなんだから、なりきらなきゃ」と自分でも思ってしまってたんですが、それだけだと焼き回しで面白くないし、もうバブル時代と呼ばれる年月より自分たちの方が長く活動してるし(笑)「私がやればなんでもバブルだし、ベッド・インなんだ!」って自信がどこかのタイミングでついたんです。
最近はお手入れもラクチンなショートがとってもしっくりきているけど、将来的にはまたロングもしてみたいな〜♡飯島愛ちゃんみたいな、ケバケバロン毛!憧れる〜!
VIDEO
かおり: Eじゃん、Gジャン、最高じゃ~ん♡私もソバージュをウォンビーロングに続けてるから、どっかでサラサラなストレートのワンレン・ロングにしたいな~って思ってる!そしていつかは昔の楠田恵理子さんみたいなモードな前髪パッツンのおかっぱスタイルでお着物を楽しむ生活もしてみたいの♡ そして、固定観念を取っ払って、自分のスキスキスーな髪型を楽しめている投稿者さん、とっても素敵~!一緒にA女E女目指してイキましょ♡
ミニアルバム「ROCK」発射オーライ
踊れる〝ボディコン・ロック〟をコンセプトに掲げてきたベッド・インが、 より激しく、よりセクシーに、ロック要素を色濃く抽出したミニアルバムを完成させた! 作曲家の渡辺和紀氏、渡辺未来氏とふたりが共同制作して作りあげたベッド・イン史上最もハードなナンバー「We Are 〝BED ・IN“ 」や、 おギグでも大切に演奏してきた「SHOW ME POWER」をマンをジして音源化! ベッド・インの新たなるステージを予感させるオリジナル全5曲。
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この記事を書いた人
ベッド・イン
地下セクシーアイドルユニット
益子寺かおり、中尊寺まいによる“地下セクシーアイドルユニット”。日本に再びバブルの嵐を起こすべく、80年代末~90年代初頭へのリスペクト精神により完全セルフプロデュースで活動中。2020年3月4日にはミニアルバム「ROCK」をリリース。かおりの逞しいドヤ顔ヴォイスと、まいの下心をつん裂くギタープレイによる「ボディコンロック」に酔いしれろ!
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この連載について
ベッド・インのパジャマパーティー!
バブル文化をリスペクトして、セルフプロデュースで活動中の地下セクシーアイドル「ベッド・イン」。ステージの上ではイケイケの2人もパジャマに着替えれば悩めるナオン。「かがみよかがみ」に寄せられたエッセイを読みながら、ゆるゆると語り合います。さあ、今夜もパジャマパーティー!寝させないわよ♡
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