お休みって、なんだろう。
寝てる時だって夢を見ているし、起きてる時だって何かしらしている。生きている限り、お休みは訪れないのではないかと。
だけれど、普段張りつめている糸が少し緩むような、思わず顔がほころんだり、心が踊るような時間はあると思っている。
そんな時間たちが私にとっては生きるためのエネルギーチャージだ。だから今日はその愛おしい時間達のことを書いてみようと思う。
私の心と身体を満たしてくれること
食べたいものを口に運んだ瞬間。
美味しいからでも、思い出深いからでも、その食べ物の見た目が好きだからでもなんでもいい。どんな理由であっても、食べたいのであれば。今、私が魅力的に思うものを自分に買ってあげる、食べさせてあげること。
出来ればその時に自分に対して、「買ってくれてありがとう」って伝えてあげる。
食べたいものを食べるという欲を満たした時、満足気で嬉しそうな顔をすることを私はよく知っているよ。
推しに会いに行くこと。
自分が好きだと思う人ならば誰でもいい(ただ、恋愛が絡まってこない関係の方が、相手の反応も気にせず、手放しでときめけるのではないかとは思うけれど)。
好きな人に会って、心がときめくことはすごく大切なんじゃないかと思う。心が生き返るというか。カラカラに乾いていても、一気に潤っていくような、そんな感覚にもなる。たまにある、水に溺れて息が出来なくなるほどのときめきも、別世界に行ったみたいで悪くない。
運動をすること。
……と、かっこよく書いたけれど、私は運動が基本的に嫌いだからあまり大したことは言えない。
嫌いなことはやっぱりやりたくなくなるし、続かないことも多いから。
だから、絶対じゃないし、運動ができないのはダメでもないけれど、もし苦手でも、好きだと思うスポーツなどに出会えたならば、そんなあなたは幸せ者だと伝えたい。得意じゃなくても好きになることはあると、私は知ったから。
少しでもいいから運動をすると、なんだか気分が切り替わったり、スッキリしたりする。そのままぐっすり眠れたりなんかしたら、もう最高の休息になる。
好きな香りを嗅ぐこと。
私は香水があまり得意ではないので、主にアロマなのだけれど、お気に入りの香りをいくつか持っていたり、自分で調合したりする。夜寝る前や日中など落ち着く匂いを嗅ぐと安心するし、ただいまって気持ちになる。
「色」を変えることで、私も変わっていく
自分に取り入れる色を変えること。
これはメイクでもファッションでもネイルでもヘアでも。自分が取り入れやすいところがオススメ。色というのは自分が気づかないうちにも作用してくる。その日の気分によって、気になる色が変わってくるのがその例だと思う。
例えばメイクだったら、際にこっそりブルーを忍ばせたり。
ファッションだったら、靴下の色を思い切ってオレンジ色にしてみたり(靴下は比較的安価なものも多いので、バリエーションを増やしやすい)。
爪は、一日の中で目にする回数が多いパーツ。色を塗らなくてもケアをしてあげるだけでも、見た目の印象はかなり違うので気分も上がる。
規則があってネイルが出来ない方や色は必要ないという方はそのままナチュラルを楽しむのもステキだと思う。
色を塗りたい方はその時の気分で楽しんで。
お金はたくさんかけなくてもいい。
ただ、必要な色を少し差し込んであげるだけで、私の日々の満足度は違ってくると思うから。
今、書いてみて改めて私が私を幸せに出来てるんだなぁと感じた。
たくさんお金はかけなくてもいい。ただ、「私は私を愛しているよ」という気持ちが、最後には大切になるのではないかと私は思っている。