サンタさんを12歳まで信じていた私にとって、12年後の24歳の今も、クリスマスは特別で、幸せな日。
オルゴールの音もピカピカするものも、プレゼントのやりとりも、こってりスイーツも緑色も赤色も大好きな私には最高の日々。

実は私、これまでの人生で、1人の恋人と2回目のクリスマスを迎えられたことはない。
だけど、今年は大好きな恋人と2回目のクリスマスを迎えられる。
大好きな日の特別な思い出がまた増える。

でも、思えば彼は2年以上毎日、私のサンタさんだった。
自分のことが大嫌いでネガティブ思考な私にとって一番必要なプレゼントを、毎日毎日贈ってくれた。
頑張ったね、ありがとう、大丈夫だよ、かわいいね、というポジティブな言葉たち。
信じられないくらいのあたたかい態度。
ありのままの私を認めてくれる言動。
信じられないくらいの甘やかし。
そしてもちろん餌付けも。
こんなダメな私のことを、大切に大切にしてくれた。
”優しさ”というプレゼントを大量に受け取ってきた結果、自分のシアワセに素直になって、自分に優しいワタシになれてきた。

今年のクリスマスは、ずっとずっと幸せなワタシで、心から楽しめそう。
よく考えてみると、この2年は私にとって毎日がクリスマスだったのかもしれない。
24歳の私にとって、恋人は毎日来てくれる私だけのサンタクロース。