抱負は何か?元旦からずっと考え続けている。書初めで一言、書いたりするけれど、私の宣言は書初めするには少し長すぎる。
でも頑張って、端的な言葉で宣言するならば、健康に気を付けて毎日を後悔しないように精一杯生き切る事。

生きるなんてあたりまえじゃない。そんな事、老人でもないのに何言っちゃってるんだとか、何こんな仰々しいことを恥ずかしげもなく宣言するのか。そう思われる方もいらっしゃるかもしれない。
いつも抱負は何かと聞かれても宣言しない私が、このような公の場であえて宣言するほど今回のこの抱負には強い気持ち、私の魂が込められているといっても過言ではないと思っている。
なぜこのような宣言をするのか、それには訳がある。

◎          ◎

2022年の終わりごろに急な激しい腹痛に耐え兼ね、緊急搬送、緊急入院、緊急手術をした。卵巣に腫瘍が見つかったのだった。
入院も手術も、大きな病気も人生で初めて経験するものだった。
入院や手術は、自分には縁のない話だと心のどこかで勝手に思っていた。
そう思っていたことに、特に根拠とかはなかったけれど、若いし?、病気とは無縁だろうな。そんな感じで思っていた。
今まで大きな病気もしたことがなかった私には、自分の身に何が起こっているのかなかなか受け入れられずにいた。

でもこれが人生の大きな転機になったかもしれない。
手術から少し時間がたち、状態も安定してきた今ならば、そう冷静に受け止めることができる。
あの時は怖かった気持ちももちろんあったが、それよりも、もしもこのまま死んでしまったらどうしよう?やりたいことがまだまだたくさんあるのに。どうしよう。親不孝な娘だな。家族に会えなくなってしまう。そんな「死」に対する大きな不安でいっぱいだった。
今までこんなに恵まれていたのか気が付かなかったなんて、どんな不幸者なの、と心の中で自分を責めたりなんかもした。
色々な感情で私の中はぐちゃぐちゃになった。

◎          ◎

振り返れば、だらだら何もしないで一日中寝ている休日なんて今まで何回もあったし。人生の無駄遣いをしてきたのかもしれない。
あのころは当たり前に寝たら明日が来ることに何の疑いも持たなかった。
確かに、まだまだ長生きしたいし、できると当たり前に思ってしまっていたけれど、そんなことは誰にも本当はわからないのだ。何の保証もなかったのだ。
だから自分がいつ不慮の事故、災害、または病気などで死んでしまったとしてもおかしくはなかったのだ。そんなことにも気が付かないほど当たり前すぎる日常に感謝もせず、今までのほほんと生きてきた。

死にそうになって、やりたいなと思い浮かんだことは沢山ある。行きたいところも沢山ある。後悔しないようにやりたいと思ったことはやる。行きたいところへは行く。
コロナ禍だから、まだ大好きな海外旅行は怖いからお預けしておくけれど、できることから始めたい!そう思っている。

◎          ◎

2023年は後悔しない1年に。やりたいことに貪欲に挑戦する1年にしたい。
例えば、気になっている身近な場所を訪問する。書きたいと思っていることをたくさん書いてみる。実は死ぬまでに自分の本が本屋さんに並ぶことが私の夢だ。まだお話の執筆すらしていないけれど。
今までは恥ずかしくて決して口にしてこなかった夢だが、書くことに積極的になろう、そして夢を貪欲に追いかけ続けたい、今はそう思っている。
独身のうちに結婚したらできなくなりそうなことをやりつくす。何よりも結婚も妊娠も私のライフプランにはあるので、そのためにも今は病気を治すことから始めたい。
病気とともに生活しながらも、できることを自分のペースで行いたい。毎日の終わりに、今日も精一杯生き切った、楽しかった!そうやって心から思えるようにしたい。

また、病気になったことで、私はものすごく幸せ者であることに気づかせてくれた。
心配してくれる人がいる、気にかけてくれる人がいるというのはどんなに幸せなことだろう。
そんな支えてくれている私の大切な人たちに、感謝の思いを行動で伝える1年にしたい。