私は子供の頃からやらかしてしまう、笑い話はたくさんある。
やらかしたことが多く、1つ1つの出来事を書くのはたくさんありすぎて、1つの出来事では1500文字以上になってしまうので、どんなことを今回は書こうか思い悩んでいる。

中学生の時の授業で音読を指名された時に、滑舌が悪く何度読んでもスムーズに読めなくてクラスに笑いを巻き起こしたこともあるし、家族や友人の会話で、言い間違いで笑いを起こしたこともある。
学生の頃からちょっとした自分の発言や行動で私も周りも笑っていい雰囲気になったのは嬉しかった(体はあざだらけになったが)。
大人になってからはやらかさないように神経を研ぎ澄ましている。

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だがしかし、たまに抜けてしまうのは人間完璧にはいかないな〜と思うようにしている
今回は珍行動での笑い話ではなく、失敗や嫌な気持ちになったけど時間のお陰で笑い話になったことを書こうと思う。

「私の笑い話」ってなんだろうとやらかしたエピソードを書こうか思い悩んでいた時に、その当時は嫌な気持ちになったけど「そんなことあったよね」と笑いに繋がったことも笑い話になるなと思った。

特に人間関係は思うことがあって、男性経験がない私は早くから接点を持っていかないと結婚どころが付き合うこともできないのではないかと、学生の時に少しでも男性と会うことも話すことも慣れないとと思い、街コン・合コン・アプリ・紹介と自分から動いていた。
すぐに結婚したい訳ではなく、そもそも自分を出すこともわがままになることも苦手なため、少しでも慣れたい!と思っていた。
人見知りをしないため、初対面だったりLINEやり取りで2人で会うことは少しずつ増えてきた。

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しかし、段々と会う人を増やしていくうちにもやもやとすることが増えてきた。
詳しくは私が初めてエッセイを書いた「私のことを知りたい?恋人が欲しいだけでは? 街コンやアプリで出会った彼らが求めてくるもの」で詳しく記載。
会話も成り立たないし、話していても出かけてもワクワクしないし、もっと関係性を深めたいという思いまでならなくて、毎回がっかりして落ち込んだこともある。
私が出会ってきた男性陣は女性ばかり高く求められてかつ「彼女」という存在が欲しくて「私」を見ていない。
これこそ笑い話になるのだ。時間が流れているからこそ「あんな人もいたよね」と思えるようになる。
カラオケにしつこく誘われて、苦手だから行きたくないと丁重に断っているのに「え、俺は歌いたいし」と言われそれでも苦手なことを伝えたら「俺の歌を聞けばいいじゃん」と言われて、私の意思は?自分勝手じゃない?と思った人。

相手が食べ放題のお店を予約してくれたのに、いざ食べようとした時に「俺、食べ放題食べれないのに」と言われて、なぜ今?と思った人。

まだあったことがないのにLINEのやり取りで「彼女になってくれて嬉しいです!」と言われ、いきなり勝手に彼女決定になってどう返せばいいのか困惑した人。

元カノの話をしながら私の服装や化粧を見てなぜおしゃれをしないの?と自分のことを棚に上げて評価してきた人。

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まだまだまだ書ききれないけど、ここまで言われたり蔑ろにされたり傷ついたことはたくさんあった。
今まで出会った男性のことを友人に話していたら、ドラマになりそうだねと笑ってくれたのだ。
確かに、ここまで癖が強い人たちに会うことはそうそうない。
少しずつ笑い話にしようと思ってきたらそんな悲しむことではないことに気づいた。

気持ちの捉え方次第で前向きに笑い話に思えたから今の私がいる。
すぐに笑いに繋げられなくてもいつか笑えると思って踏ん張っていいことも辛いことも未来の私が笑えられるように生きていきたい。