私は24歳。
ここ半年間恋活をしていた。
人にこれを話すとき「婚活」といったほうが伝わりやすかったり、「婚活」といったほうが無難なんだろうかと思ったりした。
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真剣にパートナーを探すことを婚活といわれる風潮を感じるからだ。
だけど私にとっては恋活だって婚活だってどちらもさほど違いはない。
だって、真剣に探さない恋活はないでしょう。
でも、どこか結婚前提に考えるものが婚活、その一歩手前が恋活なのだろうと感じる。
時代の変化なのか、あるいは私だけなのか、形式的な肩書や儀式の重要性が下がっているように感じる。
人目を気にせず自由に生きましょうと謳われているからなのか。
当の本人たちが幸せなら籍を入れるのか入れないのかもそんなに関係ないのでは?
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ずっと一緒にいたいから一緒にいる。
そんなシンプルなことなんじゃないかなって。
だけど、恋活をしていて、その場でめぐりあう女性といえば20代後半から30代の人ばかりで、結婚を急いでいる人も少なくなかった。
それは、「本当に自分にあった人とめぐりあい一生をともにする幸せ」よりも「数字の焦りから解放され、独身という肩書を手放せる安心」を優先したものにみえた。
それって他人軸じゃない?
だって、焦るのは、人と世間と周りと比べるからでしょう。
自分の心からの幸せを思うなら、それが必然なタイミングで受け入れられるべきじゃないかな。
なんて、そんなこと、人の恋愛に口をつっこむつもりもないけれど。
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恋活をする私はどうやら世のマジョリティと違うのかなと感じた体験だった。
周りは周り。
私は私。
じゃあ私はどうしたい?
心から安心できるパートナーと一生をともにしたいと思えていればそれが幸せだ。
結婚の儀式がしたくなったらしたらいいし、したくなければしなくてもいい。
そのくらい「結婚」という言葉には意味はないと思う。
だから、ちょっと結婚という言葉だけが、一人歩きしすぎてるんじゃないとも思う。
「結婚」という単語だけで話すのでなく、その目的をてらして議論するのはどうだろう。
あなたはなんのために結婚しますか?