髪色やヘアスタイルを変えることは、気分が変わるし、なりたい自分にもなれる、自己表現の一つだと思っています。
ヘアチェンジをしたきっかけ
18歳までくせ毛が酷く、いつも髪がぼさぼさでした。みんなみたいにサラサラで艶のある髪の毛になりたいと思っていました。夏になると、髪が汗で爆発し、男の子みたいに丸坊主に近いヘアスタイルにしたこともありました。おにぎり頭でよくみんなから、キモイ、男みたいだとからかわれていました。高校卒業するまでは縮毛矯正をするのに目立たないように黒髪で、くねくねした髪の毛を隠したい気持ちから、髪の毛が生えてきてもすぐに切っていました。
高校卒業してから都会に出る予定だったので、卒業式を終えてすぐイメージチェンジしようと勇気を振り絞り、黒髪からダークブラウンに染めました。
縮毛矯正も思い切ってしたかったので短髪から髪を伸ばしていました。いつも通っていた美容院の店長さんに、ガラリと雰囲気を変えたいと頼み、カラーの薬剤のツンとするにおい、全てが初めてでした。仕上がり後にみた自分の姿は、強調しすぎないブラウンの真っすぐな髪になり、それだけで印象がガラリと変わりました。興奮した私はすぐ友達に自撮り写真を送り、どう?と聞いていました。「えらい変わったなあ」の一言で心がウキウキしました。
しっくりくる自分探し
都会に出てから、通りすがりのたくさんの人の髪型や髪色をみるようになりました。ピンクの人もいれば、グリーンの人もいてファッションも人それぞれ違って、自由さを感じました。ダークブラウンじゃ物足りなくなり自分って、どんな自分になりたいんだろう?と考えるようになりました。。それから月1回ペースで、その時の気分でトーンアップしたい、暗くしたい、と髪色をコロコロ変えるようになりました。それと同時にファッションも何十着も買いあさり、それと同時に化粧の仕方も変わり、これだ!と、しっくりくる自分を探していました。
強く自分を見せたいと思うときは、どんどん派手な髪色になっていました。周りの友達も私の髪色が明るくなった時には、「何かあった?」と聞いてくるようになり、何かしら周りにメッセージを送っていたのかもしれません。20前半よりも年々情緒も穏やかになるにつれて、ファッションも落ち着いてきたと同時に髪色もアッシュ色になり、長い髪が定番だったヘアスタイルも、ショートにしてからすっきりした印象になり、落ち着いた雰囲気になりました。
ヘアチェンジは自己表現
髪を変えることは自己表現の一つだと思います。私はその時の自分の感情や、周りに何かを伝えたいとき、もっとしっくりした自分になりたいときなど髪色を変えてきました。その都度新しい自分と出会い、ネットでもっと色んな髪型や髪色を検索するようになり、髪色を変えればファッションや、メイクの仕方も変わるので、おしゃれ全般に視野を広げるようになりました。引っ込み思案だった性格も、髪色一つで、明るい気持ちになり、おしゃれに興味を持ち始めたら、同じ趣味友達も増えたりして、わくわくすることが増えました。今では、何であんなに縮毛矯正することや、カラーをすることに戸惑っていたんだろうと思いますが、してよかったと思っています。今でも、もっと自分を試してみたいと思うときは、アッシュから明るい色に戻しますし、他人の目を気にせず、奇抜な色にチャレンジしてみても面白いかもしれません。若いときからおしゃれをして、楽しむのは無限大だと思いますし、自分の自信にもつながると思います。