私は今の会社が1社目で、約5年半働いている。
毎日本当に忙しくて、転職のことを考えられないまま社会人6年目になった。
仕事内容は事務職で、特に手に職は持っていない。
今年の4月からは、仕事の分担が代わり、 覚えることがたくさん増え、さらに社会人1年目の後輩が同じチームに入ってきて、これまで 私がやっていた業務の一部を一緒に進めることになった。
自動的に後輩の面倒を見る係になり、同時にメンターもやることになった。
通常、業務を教える先輩とメンターは別れることが多いのだが、私の他のメンター候補は4月に転職してきた人や時短をしている等除外され、チームに適任がいなかったため、私にお鉢が回ってきた。
当然、元から忙しかった仕事は激務になり、後輩に業務を教えるため、出社も増えた。
仕事で疲れ、通勤退勤で疲弊し、睡眠時間もあまり確保できず、気力がなくて夕飯が作れない、食べられないことが続いた。
やる気が続いたのは、単に仕事が好きだからだと思う。
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私の仕事で好きなところを3つ挙げる。
1つ目は、英語を使うところだ。
私は、学生時代に留学経験があったので、英語を使う仕事をしたいと思い、就活のときは国際的に業務を広げている会社を中心に受けていた。
2つ目は、目新しいことだらけで飽きがこないことだ。
業務が変わると覚えることが増えて大変であるが、定期的に部署異動や業務の変更があり、飽きが来ない仕組みになっている。
これまで 私は一度の部署異動と複数回の業務内容の変更を経験してきたが、色々な業務を経験することで、自分の仕事の幅が広がるということを実感している。 加えて常に新しい気持ちで業務に望めるため、知識欲が刺激されてエキサイティングな気分になる。
3つ目はチームメンバーが良いことだ。
自分の業務の内容というよりは仕事をするにあたっての環境が好きということである。
就活のときに自分の会社だけではなく、他の会社の先輩社員に「入社を決めた決め手は何であったか」と質問した。
その中の回答で少なくなかったのが、「人で決めた」というものだった。
今の私が同じ質問をされても、「人で決めた」と答える。
尊敬できる上司たち、仲良く協力的な先輩、 素直な後輩、そしてチームの垣根を超えて フレンドリーに接してくれる方々。
彼らに囲まれて、私は幸せだと思う。その他業務で関わる他部署の人たちとも関係は良好だ。
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上司はこの4月から代わり、前の上司とは全くタイプの違う人であるが、前の上司と同じように尊敬ができる。
私の仕事の忙しさを理解してくれたため、業務のピーク時に残業を減らせというプレッシャーは受けずに済んだ。それはかなりの救いであった。
冒頭に書いた忙しさで、残業も減らさなければならないとなると、私はとっくに転職活動を始めていたに違いない。
何より、上司は明るいタイプで、常に場をなごませ笑顔でいる様子を見ると自然とこちらも明るくなるのだ。 現に複数人から、「最近明るくなったね」と言われ、 去年までの私はどれほど暗い顔をしていたのだろうと心配になった。
これからしばらく忙しい日が続くと思うが、周りのチームメンバーに助けられ、私はまた仕事をがんばれるのだと思う。
日々仕事で嫌なこと、しんどいことは発生するが、こんなにおもしろい仕事はないと思っている。
この気持ちを忘れずに目の前の仕事に向き合って行きたい。