最近夜更かしをしなくなった自分。
朝早く起きることを心掛けているからか、昔のように夜更かしすることは無くなってしまった。

でも、金曜日はいつもより遅くまで起きている。
次の日がお休みで予定がないと遅くまで起きているということはないが、金曜日は気持ちが楽になる。1週間の仕事からの解放感が大きいと思う。
いつもは見ないテレビを見たりダラダラとソファで過ごしているだけでも幸せである。
金曜日は、「寝なきゃ!」という意識がないだけでも気持ちはリラックスできる。
今の私が夜更かしをするのはリラックスできている状態でいて、寝たい欲に達していないから起きていることが多い。

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「夜更かしといえばあなたよね!」家族ではよく言われている。それほど夜更かしをしていることが多かった。テスト期間の時は夜遅くまで勉強して詰め込んでいたけど、それ以外は夜遅くまで活動していた。
そんな自分が好きだった。
今では夜更かしする機会は減ってしまったけど、学生の頃はしょっちゅう夜更かしをしていた。 4時まで起きていたり、父親が起きる頃に慌ててベットにもぐったり。当時は夏休みや春休みが高校生と比べても長くあったため、バイトがない日もあって時間は有り余っていた。

学生の頃は実家暮らしで自分の部屋が妹と共同だったため、1人になる時間がどうしても夜だった。
私にとって夜は自分の時間で気ままに過ごせる時間だった。
いろんな友達と連絡したり、ヲタクの友達とSNSでやり取りしたり好きなアイドルをモデルにした2次小説を読んで勝手にキュンキュンして完結するまで読んで、意外な結末に勝手に泣いたり驚いたりしてその後リアルな彼らを見て余計にキュンキュンしたりと夜を楽しんでいた。

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夜更かしするのは楽しいだけではない。
辛いことを思い出して布団に入っても寝付けずに、1人で悶々としてしまって思い出して悲しくなって泣いて気持ちの整理ができなくなって寝れない。寝付けなくなって夜更かししてしまう。そんな感情でも夜更かしをしていたこともある(夜に嫌なことを思い出さない方がいいということはこういう意味なんだと後から記事を読んで納得した)。

夜更かしをすることは楽しいことばかりではない。
悲しいこと・悔しいことなど自分を責めてしまったり、誰かに対してモヤモヤして寝れなくなることだってある。
夜更かししていると、もうこんな時間なんだとはっとさせられる。
時間を無駄にしていると自覚している時間がまたいいのかもしれない。

常に決断をしながら考えて行動して周りに気をつけながら生きていると、自分に優しくできているようでできていない。
自分の気持ちを素直に聞ける時間なのでは?

友人と過ごす夜更かしもそれはそれで楽しいけど、私は1人で過ごす夜更かしが好き。
何も考えずぼーっとできるのは1人でいるからこそできること。

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最近、夜更かしをしていないな。

健康を気にしている自分に成長している一方で、たまには気ままに夜を過ごすのもいいかもしれない。ひたすらSNSを見てひたすら動画を見て思い出に浸りやすいのは夜だからこそできること。 

久しぶりに夜更かしすることで本当の自分の気持ちに気づかせる期待を込めて。