「ここが、わたしのアナザースカイ!」
「自分らしさ」を丸ごと受け入れてくれる温かいこの街が、私は大大大好きだ。
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今住んでいる地域を「ここが、わたしのアナザースカイ!」と、そう心から思えるようになったのは、間違いなく私を温かく迎え入れてくれたランニング友達(ラン友)のおかげだ。
ラン友が年齢・性別・国籍などに囚われず、「私」という個を尊重して、興味を持って接してくれた。
友達一人も居なかったこの街に、この1年半で両手では数え切れないほどの新しい友達が出来た。
それぞれランニングの経験と知識を持った多種多様なラン友の先輩方は、私にとって一生モノの宝物とも言えるだろう。
彼らの偉大な存在は、母国に一時帰国した間でさえ今まで経験したことのないような、なにか心淋しさを感じた。
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丸2ヶ月の一時帰国からこの新しい街に戻ってきた時の「家族」のようなアットホームな感覚を今、1番心地良く、自分らしくいられる場所とさえ感じる。
「100%言葉で意思疎通できなかったとしても、100%心で繋がり合っている」
まさに、そんな不思議な感覚のような。
練習会やレースで会うたびに、近況報告し合い、話しが尽きない。
みんなの喜びは心から分かち合い、誰かが困っていれば率先して助け合う仲間たち。
この先どんなことがあっても、「このコミュニティーに居れば、誰かが手を差し伸べてくれる。」という心強い仲間たち。
わたしも周りがヘルプが必要な時は「微力ながらも、誰かのチカラになりたい!!」と、そう心から強く思える。
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そんなわたしの自分らしくいられる場所は、どこの世界にも見つけられないであろう、唯一無二の最強な場所なのだ。
「類は友を呼ぶ」
この諺をまさに体現しているかのような、わたしの居心地のいい場所。
気候の暖かさと比例しているかのように、人の心も寛大でとっても温かい。
友達の友達も、みな友達。
隣に手を差し出せば、手を繋いで輪になってくれるような、そんな素敵なラン友。
それは、年齢も性別も国籍も越えた、「ランニング」という共通の趣味で繋がった、人と人との「心」の繋がり。
これからランニングクラブに入ってくる新しい仲間にも、この温かさを心で受け取ってもらえるように。
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このランニングクラブがこの地域で、世界で1番、「自分らしくいられる場所」であり続けられるように、メンバーの一員として心に誓う。
いつかこのメンバーが、海を越えて、世界でも繋がり合えるようになることを期待を込めて。
どんなに長い距離を走っても、すぐ隣で100%心で繋がり合っている、このランニングコミュニティ。
メンバー誰もの存在を欠かすことができない、新規メンバー大歓迎のランニングクラブ。
「そう。まさに、ここが、わたしのアナザースカイ!!」