今年も残り2ヶ月弱となった。この2ヶ月で、皆さんはなにか成し遂げたいことはありますか?
私は、どうにかして就職先を見つけたいと思っている。
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コロナ禍で何もかも変わった就活に上手く乗り切れず、卒業後はいくつかのアルバイトや短期就労で生きてきた私。
周りの勧めで第二新卒での就活をすると、「浪人してその大学に行った意味は?」と学歴を責められ、(しかもその企業から私の卒業校は同じ市内で車で10分とかの距離、卒業生もたくさん就職しているのに!)友達の就職先に面接に行くと、「申し訳ないけど第二新卒可って経団連のルール的に書かないといけないから書いてるだけで、実際は採れなくて…」と言われる。
じゃあ中途で受けるか!となると「何故第二新卒で受けないのか?若いし未経験ならそっちの方がいいよ」と責められ。みんな安全圏で言いたい放題だった。
そもそも私が就活に失敗したのも、色々な運があまりにも恵まれていなさすぎただけだった。ラッキーで何とかなった周りの人間より相当対策と努力をしていた。就活中も心を折られ、卒業後も心を折られ。
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こんなにに不運で可哀想なめにあうなら、こんなに何もかも上手くいかないなら、こんなに努力が報われないなら、早く死ねって言ってるのと同じじゃん。そんなに死んで欲しいならみんな私の事殺せばいいのに。常に思っていた。
しかし死にたくても死ぬのは大変だ。痛いし苦しいし失敗したときのリスクもあるし。結局どうにかして生きるしかないのだ。
コロナ禍のオンライン授業によるバイトのシフト増加と国や学校からの給付金、これまでしてきたアルバイトで貯金は40万程あったし、今も適宜アルバイトはしている。
この生活は楽だしなんだかんだ快適だ。キャリアを捨てているという事実とどうにも越えられない収入面の壁と貯金面での壁にさえ目をつぶれば割と、悪くない生活はできている。少し貧しさに慣れなければいけなかったり、あまり高いものは買えなかったり、時々ライブや旅行を我慢しなければいけなかったりすることもある。それでも困窮する程でもなく、どうにか生きることは出来る。
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ただ今の貯金と今後予想される収入額を考えるとずっとこの生活はできない。せいぜい年度内が限度だ。そう思っているので、安心材料も兼ねて、どうにかして就職先を見つけたいと思っているのだ。
年末調整もあるので就労自体は年明けになってしまうかもしれないが、それでいい。とにかく「安定される立場」が今は欲しいのだ。思えば就活を周りよりかなり早くやり始めたのも、とにかく安定と安心が欲しくて突っ走った結果だった。結末はあまりにも皮肉すぎたが。
正直、就職出来ない未来が分かっているのだったら就活なんて初めからしなかったのに。時間と手間を返して欲しい。同じ未来が得られるなら努力なんてしなかった。なぜいつも私ばかりこんな思いをしなければいけないのか?
しかし、私は人の何倍も苦労する星の元に生まれてきたみたいなので、とりあえず今は求人サイトを漁る他ないのだ。この時期は非転職シーズンということもあり、さらにド田舎であるこの地域では悲惨すぎるほどの求人数である。履歴書をメールで送って30分後に不採用メールが届くような会社も紛れている中、原石の私に見合った企業を見つけなければならない。
ただいくつか履歴書を送って気づいたのだが、非転職シーズンということは需要も少なく、以前は受けた企業が10~20倍になることもしばしあった中途採用の枠が、今は応募者が私だけ、というのもまあまあある。それはそれで一縷の不安もあるのだが。
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ここにエッセイを書くことにしたのは、有言実行、夢は口にすると叶う、と言ったことがあるように、是が非でも就職するといった私の表れである。ここまできたらジンクスでもなんでもいい。ありとあらゆるものを使わせていただく。
今までもありとあらゆるもの、性格の良さから得られた人脈等も使ってきたが、全く結果が出なかった。お願いだから年があける前には、どうにか吉報が入って、またその旨をエッセイに記せますように。