私は現在21歳の大学生で、就職活動などを視野に入れなければならない時期を迎えている。そんな私が2024年に宣言したいこと。

それは、「早寝早起きをして、生活リズムを整える年にする!」ことだ。
こうして書いてみるとすごくシンプルかつ当たり前のことに思える。しかし、この当たり前のことが1番できておらず、尚且つこれができればかなりの物事が順調に進むのではないかと感じることが増えたのだ。

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まず、2024年の宣言を考えるにあたって、2023年の反省をすることにした。

私は本を読むことが好きなのだが、去年は読む時間が取れないことが多かった。さらに、SNSを夜中に見てしまって、なかなか寝付けなかったり、そもそもお風呂に入ることが億劫になっていつまでもリビングでごろごろしたりすることが多かった。

本を読む時間が取れなったり、必要以上にインターネットを見たりして、個人の時間を充実させることができなかった、ということが2023年の反省である。

このように不完全燃焼となってしまった2023年なのだが、どのようにすれば解決できるのか。それは「寝る前の不要な時間を削って早く眠り、早く起きて好きなように時間を使う」ことなのではないかと思う。

だからこそ私は2024年に早寝早起きをする! ということを宣言したいのである。

早寝早起き、という小学校の頃から理想として何回も聞いてきた言葉は、大人になればなるほど難しさを感じる。そもそも帰宅の時間が遅かったり、疲れ切っていてお風呂に入らず寝落ちしたり、SNSやゲームが止まらなかったり……と、年々怠惰になってきてしまっている気がする。

自分で責任を負う年齢になったからこそ、自分に対して甘えが出てきてしまっているのだろう。周りもつい寝るのが遅いとか全てを諦めて寝ることが多いから充実した時間を送っているとは言えない、という人が多い。10時に寝て朝元気に起きてラジオ体操に行っていた時代が信じられない。ごめんね幼少期の私。怠惰な大人になってしまったよ……。

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そこでふと考えたことがある。私就寝時間遅い原因は恐らくSNSを見ていることにあるが、何故こんなにも見てしまうのだろう……ということだ。

以前読んだスマホ依存症に関する本では、スマホを見ていると脳内にドーパミンが分泌される、ということが書いてあった。原理としては恐らくそうなのだろうが、1番は「不安」にあるのではないかと思う。

不安なのだ。情報社会を生きる上で情報に取り残されているのが。不安から情報を漁り、納得がいく情報を得るまで見続けてしまい、そして結局夜更かしをしてしまう。

これは私以外の人にも多いのではないか。何かしようと思っていてもSNSで短めの動画を見ていたらいつの間にか日を飛び越えて明日とご対面している、なんてことが。こっちとしてはまだ「今日」は終わっていない。

スマホから離れられないということは現代人にとってはよくある問題だ。しかし、スマホを使ってたくさん情報を持っている人間と、生活リズムを整えて自分のためにゆっくりと時間を使っている人だったら、後者の方が素敵な大人なのではないかと思う。

私は年に数回、早寝早起きに成功しているのだが、その時の心地よさはブルーライトの刺激から得られる快楽に何倍も勝っていた。

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特に秀でた能力もない私であるが、早寝早起きという「当たり前のようで難しいこと」ができるようになれば、自分に自信が持てるのではないかとも思う。
私は当たり前で健康的なことが自然とできるような人になりたい。素敵な大人になるために、2024年は早寝早起きをする! こうして宣言をすれば、いずれできるようになるのではないかと思う。

手始めに今日は、明日が来る前にベッドに行くことにしよう。こんなざっくりとした宣言になってしまったが、自分のペースでゆっくりできるようになればいいと、そう思っている。