2023年、私の目標は「健康と愛情」だった。

会社の忘年会を終えた次の日には風邪をひき、未だにボックスティッシュが手元にないと落ち着かない自分に苦笑する。ああ、今年も健康を目標にしないとダメか。

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そんなことはさておき、もうすぐ23歳になる私による1年の目標を、今年もちゃんと考えてみよう。去年は残された学生生活3か月を謳歌し、4月から新たな環境で社会人デビューをした、今までにない1年だった。

最初は、あれもやりたい、これもやりたいと色々考えていたものだけど、入社後すぐに会社が変わり、何を信用すれば良いのか不安になりつつも、周りの同僚に恵まれどうにかなってきた。

面と向かって話すのは恥ずかしいけど、本当に救われています。ありがとう。ただ、慣れてくるとどこまでも組織に染まってしまうのが私の長所であり短所。その場の雰囲気を感じ取ってしまうと、途端に自分の意見が言えなくなる。

というか、心の中で思っていることはあるはずなのに、同僚たちを前にするとそれすら思い出せなくなるくらい重症なのだ。まだ新人だから、とか、どうせ私の意見は聞かなかったことにされるから、とかってテキトーな理由をつけて逃げるのではなく、この業務って本当に要るの?とか、思っていることを発散してあわよくば職場に良い風を吹かせたい。

たとえ、その発言の一瞬がピリッと緊張の走る時だとしても。裏で何か文句を言われようとも。周りの環境に頼りすぎず、たまには自分の信念を信じ切って突っ走れたらいいな...できるかな(笑) 

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あと、プライベートでいえば、推しには絶対に会いにいきたい。彼は世界を駆けまわるアイドルだけど、それと同時に私の心の安定剤で、誰よりも深く尊敬する人。今年もあなたの足跡をたどって沢山聖地を巡りたいし、コンサートにも行って日々を生きるためのエネルギーを溢れるほどチャージさせてね。

つづいては、書き物について。今書いているこの投稿もそうだけど、いろんな面白いお題やコンテストに応募したい。毎年のように浮かぶ目標だけど、1年のどこかでやる気が尽きてしまうのは常なので、2024年はもっとこのゴールを具体的にしてみる。まず、1か月に1回は何か書いて世の中に出すこと。どれだけ忙しくても、暇すぎて話題が思い浮かばなくても、何かは書きたいし、そのために日頃から些細な事でもメモしたり経験したい。実はこの目標は去年も達成できているのだけど、どんなことでも継続すれば大きな実につながると信じて、末永く書いていきたい。

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最後に。自分のコンフォートゾーンを超えた挑戦を3つすること。なかなかに抽象的だけど、結構大事だと思っていることである。今までにも、人前(企業のお偉いさん達+YouTubeの生配信)でプレゼンをしたり、勇気を出して幼い頃からの憧れだったバイトを始め3年間続けたり、普段の自分ならただ心にしまってなあなあにしてしまうことをちゃんと実現してきた。

そこで得られた感情や思い出はかけがえのないものになったし、今となっては私がどんな人間なのかを知ってもらう良い材料だ。チャレンジする上でヒントにしたいのは、「自分が楽しめそうか?」という視点。生きているだけでありとあらゆる情報が入ってくる現代において、目に留まるものというのはきっと自分がそれに関心を持っている証拠だし、実は内なる自分が欲している経験なのかもしれないから。

ちなみに今の私が興味を持っているのは、①英語、②韓国語、③茶道の3つ。①と③は学生時代に自分が夢中になっていたがそのまま放置されているもので、②は最近ハマっていて何か役に立てたいと思っているものだ。

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3つとも今のところ、仕事で活かせそうな機会はないのだが、実は忘年会で気持ちが爆発して「私のことをもっと知ってもらうためにも、英語を使いたい!!」と大勢の先輩たちの前で吐いたばかり。帰宅直後はあまりにも自我の強い発言に「Oh my God!!!」と頭を抱えたけれど、これは良いチャンスかもしれない。

それに、今すぐ仕事で使える武器にはならなくとも、「私は○○が好きなんだ!!」という感情をぶつける先として、趣味はもってこいだと思うし、やっぱり私は少しかっこいい大人になりたいみたいだから。楽しく遊ぶ延長線上で、素敵な出会いがあればもっと人生楽しくできそうだな、なんてね。

この通り、目標なんて書き始めたら本当にキリがない。今これを書きながら「ああ私ってすごく欲が多い人間なんだな」と実感しているし、こんなにやりたいことが沢山あるなら人生捨てたもんじゃないな、っていつも以上にポジティブになれている気がする。2024年も、良く遊び良く休み、感じた喜怒哀楽を通してもっと素敵な大人に変身できますように。今年も柴巳をどうぞよろしくお願いいたします。