高校2年に上がる時、文理選択をする時期になり、私は理系を選択した。

そして、大学を受験する時期になり、私は第1志望で理系の学部を受験したのだが、滑り止めでは文系の学部を受験した。結果、第1志望の学部は不合格で、文系の学部、経営学部に進学することになった。「文転」した、と言えるのかもしれない。

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私は小学校の頃からもともと算数が得意で、授業中に行われた百ます計算もクラスで1、2番を争っていた。一方、国語は全く得意ではなく、文章を理解するのが苦手だった。よく文章を勘違いして解釈してしまうことがある。

なので、最初の文理選択をする時期(高1の最後)、なんの迷いもなく理系を選んだ。

大学の第1志望はデザイン建築学部。私は、ずっとデザインに興味があった。この学部は、デザイン学を建築学をそれぞれ学び、途中でどちらかを専門的に学ぶカリキュラムになっていたと思う。そして数年ほど前から、デザイン学に経営分野を取り入れる方針になった。

オープンキャンパスで、デザイン建築学部の学生に学部のことを色々と話を聞いた。ものづくりにおいて、ものが世の中に流れる仕組みや経営の要素を知ることは必要なのだと思った。

経営について少し興味を持ったので、滑り止めの大学で経営学部を受験した。
まだ、これから、少〜し長い大学生活の話を進める。

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大学在学中に、教養科目でプログラミングを学ぶ授業があった。プログラミングに少し興味があったため、その授業を受けた。コロナ禍だったのでリモートでの授業だったのだが、授業の内容を聞いて問題を解き、分からないことがあれば先生に質問をしていた。先生と話している時に、「あなたはプログラミング向いていると思いますよ」と言われた。

しばらく経って、家にいることが長かったので、毎日経済新聞を読んでいた。色々と読んでいるうちに、なぜか個人事業で農業をする人たちのことを思い浮かべていた。農家の人たちは、「自分たちの作ったものをより多くの人に知って欲しい」とか、「困った時に、周りの人に相談できる場所や情報を共有したい」と考えているのではとポヤポヤ考えていた。その時に、「その悩みを解決してくれるのは、ホームページではないか!」と考えた。

しばらく経ち、就活の時期になった。デザイン関係で仕事を探していたが、会社が全く決まらなかった。6月に入った頃、母親に「ITの会社受けてみたら?」と言われた。はじめは、パソコンの専門的な仕事をすることに対し乗り気ではなかったが、コロナ禍で考えていた農家のことを思い出し、「ホームページってプログラミングと関係あるよな、プログラミングってITだよな!」と思い、ITに方向転換し、会社に就職することができた。

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プログラミングは論理的思考力が必要で、文系でも理系でも、プログラミングをすることができる、と聞いたことがある。

実際、本当に専門的なプログラミングスキルが必要される場所だったのでついていけず、ITの会社を1年足らずでやめ、次の会社で総務として半年勤めたが退職し(解雇)、そして今ホームページ制作会社で働いている。今の仕事はデザインにも携われるので、大学の頃からやりたいと思っていたことに行き着いているのかもしれない。

文系、理系の話に戻るが、私はただ数字を扱ったり計算が得意だ。でも、理系に行っても数学の文章問題があり、数学の中に国語が含まれている、と思っている。
文系か理系か、どちらにもはっきり分けられていない、私なのだ。