20代でしたいこと――
それは、真剣な恋愛。真剣に誰かと向き合うこと。

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恋愛って、真剣に誰かと向き合うことって、ほんとに面倒くさい。
自分は根っから一人で過ごすことが好きな人間だし、今の時代、おひとり様でも十分に楽しめる。恋愛なんて、今の若者にとって、タイパもコスパも悪いといわれる、そんな時代だ。

でも、私は、今はよくても、ずっとこの先を一人で生きていく人生に漠然と不安を覚えているし、仕事や友人や趣味だけでは、どこか本能的に自分の人生に物足りなさを感じてしまいそうな気がする。

やはり、この先細走る不透明な社会で生き抜いていくために、最小単位の個人(私)から2人に、それから新しい家族に……と、自分の居場所や守りたいと思うもの、心の拠り所、帰れる場所、活力の源になるものは、築いていきたいと思っている。

そのためには、やはり、真剣な恋愛というものを通して、誰かと向き合わなければいけない。

「仕事とプライベート」といわれるように、やはり、世間的にも仕事とプライベートは、人々にとって別物なのだと思う。

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仕事をしていて時々思う。
仕事上の人間関係で不満が溢れる人は、時として、相手になにかを求めすぎていたりする。
「自分が、相手や組織に、何ができるか」の視点がなかったりする。

毎日、大なり小なり大変の連続だからこそ、無意識に「相手や組織が自分に何をしてくれるか?」という考えになり、余計に自分の望むもの(言葉や態度)が得られず、不満がつのっていく。

でも、相手はあくまで相手だ。もともと別の別の人生を生きているし、別々の性格や価値観だし、人は人なのだ。

仕事でも恋愛でも、もちろん性善説でいかない場合はあると思う。こちらは相手のことを思ってやったのに、何度も報われず、「のれんに腕倒しだ……」と感じることもあると思う。

それに疲れて、ある日、開き直ってしまうこともあると思う。

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でも、いつも思う。

世界は自分の思っている以上に広い。
「自分が変わらないと相手は変わらない。だから自分が変わり続けよう」という言葉を聞くが、無理して自分を犠牲にして、自分を失ってまでも、変わり続けなくていいと思う。
だって、自分が一番大事なのだから。

自分がハッピーでいられない相手や場所であれば、いくらでも離れ、別のフィットする居場所を見つけて生き生き生きた方がよいと思う。

そんなこんなで、仕事も恋愛も、自分が一番生き生きと過ごせる相手や環境をみつけ、日々の多少の違いに向き合って共に過ごして前に進んでいける、そんな広い視野や自信や意思や柔軟性を大事にしていきたい。

20代最後の年は、そんな相手と出会い、長期的な関係を築いていきたい。