さびしい、そう思う事も社会人になってから増えてきた様に思います。学生の頃に比べ、一人で過ごす時間が増え、友達とも予定が合わなくなり、職場と家を住復する生活が続きました。日常がつまらなく感じる事も多々あります。

給料も、平均より低く、ボーナスも多いとは言えない額なので生活費だけでカツカツです。職場の人間関係は、悪くは無いのですが、親しい人はおらず家庭の事情で職場の飲み方にもあまり参加できていません。

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プライベートでも、これといった趣味も無く、芸能人にも興味が無く、打ちこんでいる事もありません。なので、一人で過ごす時は家でゴロゴロ過ごしながら、食べたり、アニメ観賞やゲームをしている事が多いです。ふと、ゴロゴロしていると、友達に会いたいなとか自分は何をやっているんだろうと考える事があります。

さびしさに押し潰されそうな時もあります。前は泣いていた事もありましたが、泣いても何が変わる訳でもないので辞めました。孤独感を無くす為、社会人サークルに入ったり、飲み会に行っていた事もありましたが、そもそも人見知りで、口下手なので新しい友達が出来る事も、恋人が出来る事もありませんでした。

むしろ、友達作りや恋人作りに必死になりすぎて、虚無感を感じていました。無理している自分に、段々と気付いてきました。人には人の容量や不得意な事があるんだから、無理する必要は無いと思いました。

それからは、本当に心から安心して過ごせる相手とだけプライベートを過ごすようにしています。新しい友達も恋人も欲しいとは思っていますが、無理をしてまで作っても本当に心から信頼できる人とは出会えないと思いました。

友達が多い人は、人と関係を築くのが上手く、話上手で明るい人だと感じます。自分は、どちらかと言うと、物静かで消極的な性格なので、多勢と仲良くするよりも特定の気の合う人とのんびり過ごす方がリラックス出来ます。

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どうしても寂しいなと感じる時は、友達や知人に連絡を取って会ったり、話をしたりする様にしています。新しい出会いを無理して求めると、逆に自分が精神的に苦しくなると考えたからです。

自分の無理の無い範囲内で、好友関係を築いたり、コミュニケーションをとる事で孤独感を感じない時間を作る事が出来ました。
又、一人の時間で必要最低限の家事や生活動作をしていれば、ダラダラしていても罪悪感も少ないし、一番リラックス出来るのは自宅なので何のストレスも感じず過ごせると前向きに考える様にしています。

友達が居ない人、恋人が居ない人、家族が居ない人等、世の中には人それぞれの孤独を抱えて生きる人がいる人がいると思います。孤独感に負けそうになりながらも、人生に向き合っていかなければ、前に進んでいけないと私は思います。

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人は、生まれる瞬間は一人、死ぬ瞬間も一人と聞いた事があります。私の人生も、いつまで続くかわからず、したい事も出来なくなるかもしれない、大切な人もいつまでも一緒にいられません。だからこそ、孤独感に支配されて行動を辞めず、出来る限り自分や周りの人を大切にし、助け合いながら過ごしていきたいと思います。日常の小さな幸せに気付き、大切な人が居なくなっても出来るだけ後悔が無い様に生きていきたいです。