あなたはそのつもりはないかもしれない。
けれど、けれど。私の腹部には包丁が突き刺さっている。
そのケアをするのも自分。誰かに話せば、塩を塗りたくられる。
「白黒思考」・「リセット癖」いやいやちょっと待て。
なぜならわたしは弱く、感覚過敏であるから。

◎          ◎

「すり寄ってくれて、それをはね返すなんて!」
「グレーであいまいな関係のままでいいじゃない。」

そう思うのも真っ当だ。しかし、私にとっては"加害者"であり、時間経過もないまま、"曖昧"な関係を築けるのであろうか。

"感覚過敏"

私の症状は、外に出るときは薄いサングラスを着用する。目から入る色彩情報を軽減させるため。自分の家のような、いつも通りの情報でないと疲れてしまう。
秒針は音が鳴らない掛け時計や腕時計を使用。
不意の大きな音が苦手。などなど。

―さて、どうしよっかな〜♪

今まで"被害者"としての文言を並べたが、私も"加害者"になっていることも否めない。
なにか事象が起きた際、違和感や不満を言動で表す。怒る、投げる、嘆く。私もひとのせいにしないと、自分を保っていられないときがある。

―さて、どうする。

私はその、不満の伝え方が苦手である。
スルー力や愚痴で発散もできかねる。悶々と考え、相手のバックグラウンドを想像する。その後、刃は自分に向う。

◎          ◎

「どうしてこんなこと気になっちゃうんだろう」

悲しいを認めず、怒りを相手に向け、その感情に負い目を感じ、自分に怒りを向けてしまう。
耐えきれず、耐えきれず自身を責める。

「だってこう思うのは、私が普通じゃないから」

自分を責めても解決にならない。
その結果、伝え方を誤ってしまった経験がものすごくある。

―次はこうしたい。

①まず、伝えることについての葛藤を無くす。

伝えちゃいけない、伝えちゃいけない」
「こういう風に思っちゃう自分なんて」は今からナシ。

②次に、選択肢をぶわ〜っと挙げる。
どういう文言でどういう媒体で。どういう経路で。

※ここで、安易に相談相手を決めると、ややこしくなったりします。自分の思う返答じゃないとか、相談相手の裏切りもあるかもしれない。

③列挙したら、それを実行する/保留にするかを決める。このとき、「やっぱり……」「でも……」の感情は花丸。

持論だが、「迷ったら止める!」はおすすめ。
「止める!でも……!」になったら、伝えてみるのもアリかもしれない。

◎          ◎

伝えるまでが私の課題である。とシチュエーションは違えど、『僕の姉ちゃん』で拝見したことがある。ごもっともだが、わたしは貴方がそこまで無慈悲であるとも思えない。

貴方は相手の感じ方や周りへの影響を考えることができる、ステキな大人であるからだ。

―どうしましょっこらしょ。

時間の経過によって"加害者"と思っていた対象が、"仲間"になり得たケースを1人知っている。

叔母が言っていた、大人になったら友だちではなく"仲間"を作っている、という言葉が腑に落ちた瞬間であった。

なんなんでしょうね。
白黒思考、リセット症候群、アイコンが真っ黒、ホーム画面や投稿が頻繁に更新される。。
それだけで、後ろ指さされる時代だ。
にんげんのにんげんたる心の機微を、ありのままに表現しえない環境下。くるしいね。

そちらの反応を「ありがとう」と受け取り、
その反応を「あぁ、あぁ、よそーどーり」とつぶやく。

それぐらいのメンタルは備えようか。

最後に自由詩を添える。

にんげんの
あじとなりうる
黒歴史
自己プロと
アンチしめしめ
安牌易し

以上。お後がよろしいようで。