すべての始まりはダンスプロジェクトから。今年私は本を出版したい

2025年は、本をつくって、1冊は出版してみたい!
と思い始めたのは、今年の元日に道端にたまたま『少年ジャンプ』が落ちてて、よし!今年は出版してみたい!と急に思い立ったことだった。どんな本やZineによって出版という行為がどのくらいの期間でできるのか何にもわからなかったが、とりあえず直感で決めた。
どんな本にするか。
いま現在は、3冊つくりたいと思っている(←欲張り笑)。
①名刺代わりとなるような本。
昨年はアートの活動に足を入れ始めて、たくさんのアーティストと仲良くさせていただいた。そんななかで、はて、特別アーティスト活動してない自分は、例えば自己紹介のとき、なんて名乗ればいいんだろう……?と思うようになった。
最近は「特別アーティスト活動等していないんですけど、2月に東京西部の公共文化施設の市民参加型ダンスプロジェクトにいち参加者として出演するので、よかったら観に来てください!」など言っている。
そう、東京西部の公共文化施設の市民参加型ダンスプロジェクト。ペンネーム「伊豆半島からの踊る旅人」としての私の超個人的なことを言うと、2月のこの舞台が、事実上のアーティスト活動のスタートなんじゃないかと思っている。
そのため、この舞台をきっかけに、自分のことを語るアートブックのようなものをつくりたい。リアルイベント無しに媒体づくりをすると、活動内容の具体さが無く、がらんどうな雰囲気の本になってしまいそうな気が、なんとなくする。
だからまずは舞台で踊ってから名刺代わりのアートブックをつくりたいと思うのだ。名刺ではなく、名刺代わりの「本」を作りたい訳は、名前と職業という、肩書で自分のことをひとまとめにしたくないからだ。本自体をアート作品にしたい。
②公共劇場含むまちの公共圏とダンス(と女子)についての本。
こちらも市民参加型ダンスプロジェクト関連。舞台の東京西部は、私が大学時代、フラサークルでよく行っていた町なのだ。そして昨年私も東京に戻ってきたが、その大学時代のフラサークルの友人も東北地方から東京に戻ってきて、私たちは再会した。
元日に道端に少年ジャンプが落ちてた動画を「ことしは出版してみたい!」というコメントと共にインスタのストーリーに挙げたらその彼女から返信が来て、Zineつくりたいね!という話になり、今度打ち合わせすることになった。
彼女は結婚式の準備で忙しいからこの本は実現するかわからないが、出来たらいいな!
5月の彼女の結婚式でわたしたちはフラを踊ることになった!!楽しみだ。
③スタイル画や写真を集めた本。
先日、アーティストの方の拠点にお邪魔し「日本にいるうちにやりたいこと」という話になって、私は日本各地の夏のお祭りに行きたいことと、スタイル画を習いたいと言った。小学生のとき、私はよく少女が踊ってる絵を描いていた。
人には見せなかったが、親は知っていたし、海外にホームステイしたときもロシアの女の子と二人で黙々と絵を描いていた日もあった。そのためスタイル画は社会人になってから習ってみたいとなんとなく思っていた。
また、大学時代のサークルで私は衣装係だった。サークル代表(彼女もデザイナーになるくらいのセンスの持ち主)に私の私服センスを買われ、衣装コーディネートを担当することになった。とはいえ、私は時と場合と気分次第でダッサイ服を着てるときもけっこうある。
服のメンテナンスもあまりよくしていない。服の趣味も人それぞれだろうが、とりあえず習ってみて自分のセンスを客観的に磨いてみるのも一度はしてみたいのだ。そして、冊子にしてみたい。
また、新しいインスタのアカウントもつくりたい。しかしSNSは現在のところ、おまけのつもりでいる。あくまで優先したいのは、本というアナログのメディアを作ることだ。アナログの方がじっくり時間をかけて制作できると思うので作り終わってからも愛着わきそう、という理由!!作り終わったら手渡しで・アナログなやり方で販売したい。
リアルでも紙上でも踊ることと書く(描く)ことのエンドレス・サマーは続く。
かがみよかがみは「私は変わらない、社会を変える」をコンセプトにしたエッセイ投稿メディアです。
「私」が持つ違和感を持ち寄り、社会を変えるムーブメントをつくっていくことが目標です。
恋愛やキャリアなど個人的な経験と、Metooやジェンダーなどの社会的関心が混ざり合ったエッセイやコラム、インタビューを配信しています。