私は現在交際して今年で3年になる彼氏がいますが、彼氏にも周りの友人にも秘密にしていることがあります。それは彼との出会いについてです。

私たちの出会いはInstagramのdmで、私が彼のアカウントに誤ってdmを送信してしまったという出来事から関係がスタートしました。でも、これは実は全て「計画的犯行」でした。

「計画的犯行」と言ってしまうとなんだか重いような気がしますね。私はこのことを彼に話すつもりはないのですが、3年近く経った今、時々ポロッと言ってしまいそうになります。彼は「あの時偶然dmが来なかったら今も付き合ってないと思うと不思議だね」とあの出会いを運命的に話してくるのでどのような反応をされるか少し怖いですが。

心の中では「あれは全部私が仕組んだことなのに」と思っています。

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私は今の彼と付き合う前にモラハラ気質な同い年の男性と交際していました。喧嘩も多く、とても幸せとは言えませんでした。

彼のことは嫌いだし別れた方がいいと分かってるのになぜか離れられない、そんな自分に嫌気がさしてきた頃、「彼氏」という無条件に愛を与えてくれて肯定してくれる存在自体に依存してしまっているということに気づきました。

本当に最低なのですが、そこで私は「代わりを見つければ、今の彼氏と離れられる」と考えました。その時に偶然私のInstagramのアカウントをフォローしてくれたのが今の彼でした。

Instagramのプロフィールには「1999」と記載があり、3つ上だということ、服装も雰囲気も好みだし、大学もいい大学を出ている。今までの「こうだったらいいな」が全て揃った彼にロックオンし始めてからは早かったです。

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自分でも「策士だな〜……」と怖いくらいです。彼の目に留まるようにInstagramのストーリーをたくさん更新しました。

そして、なんとなく気にかけているという状態が続いたある日、私は元彼と大喧嘩をしました。普段人に対して怒ったり声を荒げたりしない私が声を荒げるほどの大喧嘩です。

「もうだめだ、誰かに話を聞いてほしい」、「タイミングとしては今かもしれない」と感じました。そして、偶然あがってきた今の彼氏のストーリーにあたかも間違えてしまったかのようなdmを残しました。

彼も私と話してみたいと思っていたそうで、構図的には話したいと思っていた女の子が偶然dmをくれた！絶対会話を続けるという彼と間違えてdmしてしまっただけの私です。

そこからはもう早くて、私は元彼とすぐに別れて今の彼氏と連絡を取り、デートに行き、交際がスタートしました。運命的な出会いを果たしたとみんなは思っていますが、本当は全て私が仕組んだことです。

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でもあの時今の彼にロックオンしたことは今でも自分を褒めたいと思っています。

私は自分の人生の中で持っている男運を全て使い切りました。それくらい理想的で自慢の彼氏です。創られた運命的な出会いもきっと悪くないはずです。

これが私の3年経った「今だから言えること」です。