やることも、やりたいこともいっぱい!諦めず貪欲に両立したい

「やることがいっぱいある!!!」
2025年、私は大学4年生になる。2025年は卒論、就活、単位取得と予定がぎっしりと詰まっている。
就活は、まだ何もしていない。周りの友達はもうとっくに就活を始めている。志望職の選考は遅めなので、今はまだ準備を進めている段階だ。最近、自己アピールやガクチカ、志望動機などはだいたいできたと思う。でもやっぱり周囲と比べて遅れている。
先輩の就活記録にこんなことが書いてあった。「周りと比較しないこと」確かにその通りだ。そんなことを気にしていてもどうにもならない。うだうだ悩むのも自分らしくない。結局、「まーいっか」となる。
卒論はグループで実験をする。先月、初めてグループで自分たちが考えた実験をした。
正直、なめていた。こんなにも時間がかかって大変だと思わなかった。直前になって修正点が大量に出てきたときには、もう実験中止になるかと思った。なんとかグループのメンバーで協力してやっとできたときは本当にうれしかった。みんなのおかげだ。ありがとう。
でも卒論前のプレ実験でさえこんなにも大変なら、卒論はどうなってしまうのだろう。しかも、卒論はさらに規模が大きくなる。先輩方のような卒論ができるだろうか。これも不安だ。
さらに言えば単位も足りていない。「4年生までに単位を取ればいっか」、そう思っていた。去年までは、3、4年になったら履修する科目も少なくなって楽になると思っていた。
現実は楽になっていない。むしろ来年が一番大変である。後輩に履修のアドバイスを聞かれたら、確実に「単位は取れるだけ取った方がいい」と言うだろう。
一方で、「やらなければならないこと」ではなく、「やりたいこと」もたくさんある!
大学に入ってから新たに趣味ができた。それは舞台鑑賞だ。
1年生の時、友達に演劇サークルに誘われた。演劇にあまり興味はなかったし、ドラマすらほとんど見たことがなかった。そんな私が、急にミュージカルに出演することになった。演技の知識も全くなく、演技指導を受けてもあまりピンとこなかった。そんな時、初めて「ライオンキング」を観に行った。思わず息をのむような迫力に圧倒された。まるで自分がその世界に入り込んでいるようだった。この作品がなぜ有名で人気があるのか、素人の自分にも一目でわかった。そこで初めて演劇の魅力を知った。
それからというもの、劇団四季だけでなく、元々アニメが好きだったので2.5次元舞台などたくさんの作品を見た。それぞれに魅力があり、どれも素敵な作品ばかりだった。
私は物語に感情移入しないタイプだ。そんな私が役者さんの熱量を受けて自然と涙が流れたときは特に衝撃的だった。特に何も思わないシーンだったのに。
舞台って、役者さんってすごい。色々見た中で、「この役者さんの演技好き!」、「この作品を見るの楽しい!」と推しや推しミュージカルもできた。
2025年、やらなければいけないことが沢山ある中で、私は舞台鑑賞も諦めたくない。映像で見るよりも、現地で見たときのワクワク感が好きだ。どうしても現場に行きたい。
さらにそこで出会った仲間とおしゃべりするのも楽しい。自分の好きなものを人と共有できると嬉しくなる。これまでなぜそんなにハマれるのか不思議だったが、実際に自分が推し活してみて初めて楽しさを実感した。もっと推し活したい。
2025年、忙しいけど貪欲な私はすべて両立したいと思っている。不安な気持ちもある。だけど、実は「自分ならできるでしょ!」という自信もある。難しいけどワクワクしている。
大学も最後の年だ。とても環境に恵まれて、素敵な友達がたくさんできた。そんなみんなと一緒にいられるのももうあと1年なんだ。そう思うと寂しい。
4年って結構あっという間だった。後悔しないように、みんなと沢山思い出を作りたい。2025年が終わるときに、「忙しかったけど、最高の1年だった」って終われたらいいな。
今年の目標は、やるべきこともやりたいことも全力で楽しむこと。そして2025年を、これまでで最高の1年にすること!ここに宣言します!
かがみよかがみは「私は変わらない、社会を変える」をコンセプトにしたエッセイ投稿メディアです。
「私」が持つ違和感を持ち寄り、社会を変えるムーブメントをつくっていくことが目標です。
恋愛やキャリアなど個人的な経験と、Metooやジェンダーなどの社会的関心が混ざり合ったエッセイやコラム、インタビューを配信しています。