2025年は自分自身を認められるようになりたい。

私は周りより自己肯定感が低いと思う。人と比べて、その度に自分に自信がなくなって自分の存在意義について考えたりもする。そんな特性もあってからか、誰かに必要とされていないと不安になってしまう自分がいる。

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そう思ったのはいつからだろうかと考えてみた

「自己肯定感低いよね」言われるようになったのは大学に入ってしばらくしてからだった。高校までは、女子特有のグループ行動をしてきたし、男女問わず友達はたくさんいる方だった。グループでいるときは会話の中心で、移動教室の時は誰かが「一緒に行こう」誘ってくれていた。そんな中で生きていたからか、自分は誰かに必要とされているという感覚が無自覚だけどあったのだろう。

だけど大学生活は個々で履修科目が違うから今まで通りとはいかなくなり、環境が変わった結果、誘われる人から誘う人になった。別に1人で行動できないわけでもないし、誘うことを苦痛だと思うこともない。しかし、私の中であまり誘われなくなったことに気づいたとき『必要とされていない感』が芽生えたように思う。

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2024の春、初めての彼氏ができた。その人は友達自体も多い方ではなく、その中でも「一緒いると、同性の友達よりも心が落ち着く」と言って告白してくれた。この言葉で私はこの人には私が必要なのだと思った。そこから一緒に楽しい思い出作りたいと思っていたし、もっと落ち着きを与えたいと思ったけれど、それは相手の求めていることではなくて振られた。「一緒にいても落ち着かなくなった」からと言われた。その時、今まで以上に自分の不要感を感じた。

これをきっかけに私はマッチングアプリを入れた。浅い関係だと分かっていても私を知ろうとしてくれる相手がいることで、私が必要とされている感覚を得ることが出来た。私に求めることがお話以上であることもあったがその時の私はそれでもいいと思ってしまっていた。

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大学の友達には話題提供という役割で私の存在を認めてもらいたいと思っていたからアプリの話もよくしていた。

しばらくたったある日、友達から話し合いの場を提案された。友達は、「もっと自分を大切にしてほしい」と言ってくれ、同じような内容で1時間近く話してくれた。学校の食堂で、初めは、自分の考え方を全否定されているような気がして辛かった。自分に満足しているからそんなこと言えるのだと思うこともあった。だけど最終的に、大学にもここまで私のことを考えて悩んでくれる人がいるのだと気づけた。自分が必要とされていない感じがすることも伝えたらちゃんと否定してくれた。ここから、今の自分にも自分自身を大切にする価値があるのだと思えた。

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今はまだ自己肯定感は低いけれど、2025年には自分を認めて大切にしたい。現状のポジティブな面を見ると、幸い就活は順調で同期の中では余裕のある立場だ。アルバイトでも研修を積んで任されるポジションも増えていっている。この流れに乗って今までの他人軸で自分の価値を決めることをやめられたら自分自身に価値を感じられるのかなと思う。

2025年、今年の合言葉は、「自分を大切に、他人は他人、私は私」で決まり。
自信をもって社会に出る準備をしていく。