やりたいことは全てやる。この1年が人生にいい影響を与えますように

2025年は、どんな1年にしたいだろうか?
人生におけるこの1年間は、私にとってどんな影響を与えるだろうか?
私は、現在大学3年生である。去年の夏から就職活動をゆるゆると始めて、大幅な遅れをとりながら焦りつつ就職活動を進めているところだ。
就職活動をしながら私は、自己分析をすることによって人生について考え直した。自分は何のために大学に通っているのか?何のために勉強しているのか?何のためにアルバイトをしているのか?自分に問いかけると少しずつだが見えてきた。
自分が何をする時に幸せを感じるのか、何がやりがいで何を追い求めていきたいのか、赤裸々に全て書き出した。そうすると、自分という人間が分かってきた。私は今まで、目の前の楽しみやワクワクすることを追い求めてきた。将来のことは深く考えず、今から何十年先のことを決めてもしょうがないと考えて生きてきた。
しかし就職活動するにあたって、なぜその企業に入りたいのかという理由が必要だった。自分が知っている大企業に片っ端から応募して、エントリーシートで落ちるとうことばかりが続いた。自分はその企業で何をしたいのかが分からなかったからだと思う。だから自己分析を始めた。まだ終わらないけど、ひとつひとつ探っていけば、いつかはっきり分かるんだと思う。
就職活動を始めてから、全てが不安になった。就職活動に苦しめられた。
そういった意味で2024年は「不安な年」だった。カナダ留学から帰ったあとに始まった年だったが、留学の余韻で長い休みにも関わらず怠惰な毎日を過ごしていた記憶しかない。1月から3月まではアルバイトもせずただだらけていて、そんな自分が嫌で泣いていた。夏に周りが就職活動を進めていることに気づき、焦りと悔しさでどうしようもできなかった。
2024年前期は沈んでいた半年だったが、秋からは私の楽しみができた。スポーツ観戦だ。友達に誘われたのをきっかけに大学生のバレーボールの試合を見に行くようになり、どっぷりハマってしまった。それがいつか私のモチベーションエンジンになり、好きな選手を見に行くために大学も就職活動も全部頑張れた。そういえば、2024年は「出会いの年」でもあったのかもしれない。新しい友達ができて、新しい趣味ができて、新しいことにチャレンジした。人生におけるいい分岐点だと思うようにしよう。
それでは、2025年はどうする?
就職活動を終える年でもあり、大学生活が幕を閉じる年である。2025年の目標は何か、と聞かれたら「内定を取る」事だろう。まずは将来を見据えなければならない。自分が安心したい。家族も安心させたい。
そうすると、前半が「内定を取る」こと。自分が納得のいくまで、自分ができるところまで頑張りたい。自己分析を始めてから、少しずつ自分が行きたい企業が見えてきた。モチベーションが上がる瞬間がわかるようになってからは、自分の機嫌をとることも上手くなってきた。
後半はどうする?学生最後の年として、やり残したいことを全てやり遂げたい。私は「行きたいところに全て行く」「単位と卒業論文を完璧にして卒業する」を目標にする。自分自身を見直す1年にして、社会人になるための準備をする有意義な1年にしたい。
やりたいことを全てやって、行きたいところに行って、会いたい人に会って。学生にしかできないことを後悔ないくらいまでがむしゃらにやってみる。人生に何かいい影響をもたらせてくれることを願う。
かがみよかがみは「私は変わらない、社会を変える」をコンセプトにしたエッセイ投稿メディアです。
「私」が持つ違和感を持ち寄り、社会を変えるムーブメントをつくっていくことが目標です。
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