社会人二年目。必要なのは感情のコントロールと「ソウゾウ」

私は今年、「自分の感情をコントロールできるようになること」「ソウゾウすること」を目標に掲げたい。
「自分の感情をコントロールできるようになること」は、思えば10年くらいずっとそうなりたいと願ってきたことだ。私は、人と接しているときに常にご機嫌で明るい人でありたい。落ち込んでいる人がいたら、元気づけられる存在でありたい。
しかし現状、相手がハッピーな時じゃないと自分もうまく立ち振る舞えないことに悩んでいる。相手が仕事終わりで疲れていらいらしていたり、テンションが下がってしまっているのを見ると、それが伝染して自分も元気がなくなってしまう。
相手に元気がないのはもしかしたら自分に原因があるのかもと不安になったり、楽しくできない自分が嫌になったりして、相手と共に暗く沈んでしまう。とにかく些細なきっかけで落ち込みやすいのだ。
私生活で何度もそういったことがあり、この性格を直さないとなと思っていた矢先、仕事にも影響が出てしまった。それは、新卒採用活動のカジュアル面談の練習をしていた時の話だ。
私たち24卒の社会人1年目もカジュアル面談を担当することになり、外部の面談指導員とシミュレーションをしていたのだが、「暗すぎるし知識もはりぼてっぽくて舐められっぞ!」と言われてしまった。
たしかに、うちの会社を受ける就活生は、学歴があったり長期インターン等ですでに成果を上げているようなブイブイ系の人が多いイメージがある。そういった人相手に会社の顔として面談をするには、私はナヨナヨしすぎていた。
「舐め」という感情には私自身、身に覚えがあった。就活生のとき、会社説明会やカジュアル面談で接する人事の人を見て、無意識にその人をリスペクトできるか否かを振り分けていた。
とある企業の説明会に参加した際、何も自分では説明せず、会社のトップの人たちにひたすら会社について話させ、よくわからない質問だけ投げかけて愛想だけ良い人事を見た時は、「この会社はないな」と上から目線で思ったものだ。
私が面談を受ける側で考えた時に、舐められないために必要な要素は「説得力のある知識量」と「魅せられる人間性」かなと思う。少なくとも私は、その二面で好印象か否か、その会社に入社したいか否かを判断していた。
今の私にはどちらもない。知識量については、頑張って勉強すれば身につけられる。しかし人間性については、一日二日で身に着けるのはなかなか難しい。うまくやっている先輩は、冒頭5分のアイスブレイクで完全に就活生の心を鷲掴みにしているようだ。それは私には難しすぎる。
その先輩は、感情のコントロールがうまいと思う。私が入社当初の研修で挫けそうになっていた時、それを察して心の底から励ましてくれた。芸人のモノマネをしながらあまりにも楽しく盛り上げてくれるので、先輩の優しさに泣き、その次の瞬間には大爆笑していた。悲しみや悔しさに苛まれていた私を一瞬で笑顔にしてくれた。
人にポジティブな影響を与えるには、自分自身がポジティブな心持ちでないと難しいと思う。つまり、ポジティブな影響を与えるためには、まずは自分の気持ちをポジティブにしなければならない。冒頭の話に戻るが、私には、沈んだ気持ちをポジティブに変換するのが難しい。どんなに落ち込んでいても寝ればすっかりリセットされるのだが、職務中や人とコミュニケーションをとる中で寝るのはなかなかハードルが高い。
また、気持ちをポジティブに切り替えることが出来れば、私生活も充実するという傾向もある(私調べ)。どこか心が満たされていないと、真っ直ぐ家に帰るのは忍びなく感じ、用もなくコンビニに寄っては買うはずのなかったお菓子を買ってしまう。
しかし、心が充実していれば、真っ直ぐ帰宅できてお金と時間の節約になるし、お風呂に入るのも苦に感じないし、朝だって気持ちよく起きられる。そんなの最高じゃないか。
現時点では、落ち込んでしまった際に外で・簡単に・人に見られても怪しくない形で自分を元気にしてあげる方法は見つかっていない。
しかし、もう間も無く初めての後輩が入社してくる。自分の感情をコントロールする方法を見つけて、自分の感情に振り回されない先輩になりたい。自分の感情を素直に出すのではなく、相手への影響を考えた上で感情を出せるようにならなければいけない。
さて、二つ目の目標としている「ソウゾウすること」だが、これは2つの意味を含んでいる。一つは、「想像」だ。
人と会話するときに、相手の言葉をそのまま受け取るのではなく、その人の背景や状況、心理を想像しながら、言葉の意図を汲み取れる人になりたい。
仕事ができる人にはそれができる人が多いように思う。これから取り組む仕事について説明を受けた時に、実際にそれを実施する様子を即座にイメージして、的確な質問や意見をできるようになりたい。
最近、質問を求められても何も思いつけず、結局作業を始めてからぽろぽろと疑問点が生じて質問することがある。最初の説明の時点で認識のすり合わせが完了すれば、それが最も効率が良いし仕事ができる印象がつくので一石二鳥だ。
ソウゾウのもう一つの意味は「創造」だ。私は、文字や絵の仕事をするという夢がある。絵や文字を通して、どこかの誰かを笑顔にしたい。心を動かしてみたい。
最近やっと、作業がしやすいクリエイターデスクというものを購入した。小さな一人暮らしの部屋には少し大きめだが、この空間をアイディアの巣にしていく予定だ。
長くなってしまったが、これが、まだまだ半人前なのにいつの間にか社会人になり、先輩にまでなろうとしている私の2025年の成長計画だ。
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