わたしたち女性の体調が万全で絶好調な期間は、1ヶ月の中で1週間くらいしかないそうだ。少し前にXで話題になっていた。

男性たちには、とても想像ができないことらしい。

生理前が1番最悪な人もいれば、生理中の人もいると思うし、人それぞれ個人差はあるとは思う。わたしは雨が降る前など低気圧のときは、頭痛がしたりもする。

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また、社会人になってからは仕事のストレスもある。寝不足のときも体調はもちろんすぐれない。それに比べて男性は、かなり痛み弱い人間だと感じる。ちょっと頭が痛いときや、ちょっとしたかすり傷くらいで、イテテテテ!!と大騒ぎするのである。こんなことを言うと、悪口に聞こえてしまいそうだが、ほんとうに痛い、しんどいアピールがすごくて嫌気がさしてしまうときがある。少し痛いくらいでは、わたしたち女性は、痛い自慢はしない。あんまり、女性が、男性が、とは言いたくない、ホルモンバランスや生物学的にしょうがない部分はあるとは思うが、女性たちはやはり強い。

わたしは会社で毎月ではないにしろ生理休暇を使うが、同僚で1回も生理休暇を取得したことがない人は、数人いる。生理でも仕事に毎日行っていて、すごいなと思う。

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最近、隣の部署の40代くらいの小柄な女性が妊娠したそうだ。つわりもあまりひどくなかったそうだが、普通に働いていて本当に尊敬する。毎日、満員電車でわたし1人のスペースを確保するのさえも厳しく、押しつぶされながら通勤をしているので、電車で通勤しているのか尋ねてみたところ、電車が空いている早い時間に出勤しているそうだ。9時〜18時働くだけでも大変なのに、もっと早く来ているなんてわたしには到底できないなと思ってしまった。

また、さくらももこさんの妊娠・出産の時期を記したエッセイ「そういうふうにできている」を読んで、身体が丈夫な、さくらももこさんでさえ、帝王切開のあと体調が優れず大変な思いをしたそうだ。わたしの母親はわたしたちを自然分娩で産んだそうだが、胎児がスムーズに産まれてこられるように、メスで切られてその後、縫われた患部が痛かったと言っていたのを聞くと、自然分娩も痛みが怖そうだなと思う。帝王切開は出産した後がつらく、自然分娩は出産時がつらいようだ。

子孫の繁栄のために、母親たちは出産の痛みを忘れるようにできている、と聞いたことがある。わたしの母親は「これくらいの痛みであれば、乗り越えられそう!」と思ったらしい。ほんとうにすごいと思うし、母親という存在はほんとうに偉大だと思う。

わたしは痛みに弱いというより、血を見たり、痛みを想像してしまうと、気持ち悪くなってしまうタイプなので、大金を払ってでも無痛分娩がいいなと、妊娠する前から思っている。麻酔もないむかしむかしから、子どもを産んでいる女性たちは、ほんとうに強いなと痛感させられる。まずは、ちゃんと妊娠できるのかどうか、生理不順もあるためきちんと検査をしてもらいたい。