私は就職を機に地元を出て一人暮らしを始めたので、よく地元で就職しようと思わなかったのかと聞かれることがある。

そして最近では地元に帰りたくないのかともよく聞かれるようになった。

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最初の質問に対して、「就活をしている時は、会社を選ぶ軸の中で、働く場所は考慮していなかったと答える。
働く場所ではなく、その会社で自分のやりたいことができるか考えていた。やりたいことができると思って入社した会社は地元から離れる必要があったというだけのことである。

就職するまでの22年間は親元で暮らしていたので、就職を機に一人暮らし始めたと言うと大変そうだと心配されることがある。しかし、意外と一人暮らしを楽しんでいる自分がいる。

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 2つ目の質問に対しては、今はありがたいことに特に地元に帰る必要がないので、仕事を頑張ろうと思っていると答えている。

就活をしている時に、全く勤務地に関して希望がなかったのかと言うとそうではない。
転勤族の親戚を見ていて、転勤族の仕事だと子供の転校や引っ越し、家探しなどが大変そうだなとは思っていたので、できれば転勤のない仕事をしたいとは思っていた。

今の仕事は一応転居を伴う転勤はないことになっている。
新入社員に聞くと、転勤がないことも最終的に入社を決めた理由の1つだと言っていた。やはり働く場所は重要なのだと実感した。

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転職するにしても勤務地は重要項目だ。
30歳にもなると、やはり自分がこの後どこに身を置くのかということを考えて転職や結婚という人生の選択をしていかなければならない。
今は私は転勤のない仕事をしていたとしても、将来夫になる人が転勤族であれば、引っ越しをする可能性がある。
別居するという選択肢もあるが、私は一緒に暮らしたいと思うタイプなので、結局はキャリアよりも家族を優先しそうである。

キャリアと家族に関して 同じ方向を向いている人でないと結婚してすぐに相手が転勤をしてしまって別居になる可能性も拭えない。
そうなると私は着いて行く側なので、キャリアを諦める可能性が高い。
そう思うと独身のうちに転職をしておいた方が良いのかもしれないと思った。

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私には一つ野望がある。
海外でもう一度生活をしてみたいというものだ。
海外に留学していたこともあり、期間限定ではあるが、日本ではない場所である一定の期間生活をしてみるということを経験した。それによりどんな形であれ、日本とは違う文化に身を置いてもう一度生活してみたいと考えている。

もしこれが会社の海外拠点への出向という形であれば、将来夫となる人とは別居、または 休職してもらって一緒に海外で暮らすことになる。
その辺りを一緒に考えて、想定してくれる人、そして私の夢を応援してくれる人と結婚をしたいと考えている。

アラサーになると結婚のこともキャリアのことも家族のことも同時に考えなければならない。そのためどんどん結婚が難しくなってきていると考える今日この頃である。