高校1年生の時、2つ上の学年の先輩とお付き合いしていた。その先輩とは7か月ほど付き合っていた。
初めて先輩とお付き合いして、付き合っている期間一回も冷めたことはなく本当に大好きだった。
傷ついた私に友達がくれた言葉「女の子はみんなプリンセスなんだよ」
しかし、別れる直前違う女の人と何度も出かけていることや、やけに仲良さそうに二人で勉強していることを知り、別れを告げた。
別れ話を5時間ほど電話でした。その時その彼は全て私が悪いかのように私を責め、私にひどい言葉を投げかけた。そのひどい言葉で私は数日食べ物がのどを通らないほど傷つけられた。
しかし、私は彼のことが好きで毎日のように泣き、毎日のように自分を責めた。
自分がいけなかった、自分がもっとこうすればと毎日毎日考えて何度も彼に「復縁したいという」LINEを送ろうか悩んだ。
別れた1週間後、彼のTwitterに付き合ったことを匂わせるようなツイートがされた。LINEのアイコンはその浮気相手とのツーショットになった。
それを見た瞬間ひとりでは耐えられなくなり一番の親友に電話してすべてを吐き出すかのように話した。するとすべて聞いた友達は怒りを示して彼に対して「ひどい人だね」と一言言い、そのあとため息をついて私にこう言った。
「あんなくそみたいな男さっさと忘れな! みお(私)にはもっといい人がいるよ。あんなのみおの人生の通り道に過ぎないから。いい? 女の子はみんなプリンセスなんだよ。あの人は途中に出てくるただの悪役のくそ王子。ほら、プリンセスも簡単にうまくいったら話がつまんないでしょ。必ず今から素敵な王子様が現れるよ。」
自分は悪くないんだとそのときはじめて思うことができた
その言葉を聞いて私は涙が止まらなかった。ずっと自分のことを責めていたので、自分は悪くないんだとそのときはじめて思うことができた。その言葉に涙が止まらなくなった。
すると友達は「今はすごいつらいのわかるよ。たっっっっくさん泣きな! 泣き終わったらたくさんおしゃれしてたくさんお出かけしようね。プリンセスもドレスっていう、とびっきりおしゃれしてお出かけしてるからね。」と笑いながら言った。
私はこの言葉をきっかけに前に進むことができた。この言葉がなかったら彼をすぐに吹っ切ることもできなかったし、自分を責め続けていたかもしれない。
その後、私はあの悪者を後悔させるために今まで以上に見た目、言葉遣い、振る舞いに気を使った。
そして、6か月後新しい彼氏ができた。今はもうお別れしてしまったが、本当に優しく私にはもったいないぐらいの人と3年間付き合うことができた。
どんなときもこの言葉が私を励ましてくれる
また、その悪者の彼からは以前「あの時は本当に悪いことをした。4年間忘れられなかった。もう一度会いたい。」と連絡がきた。
私は「もう会うことはできません」と返した。本当に後悔させることができた。
私は心の中でざまぁみろと思いながら、言葉には出さなかった。多分プリンセスはそんなこと言わないから。
彼女の「女の子はみんなプリンセスなんだよ」という言葉はわたしの中で魔法の言葉。
自分磨きをしているとき、長期間しているとどうしても心が折れてしまうことがある。なにか嫌なことがあったときも。どんなときもこの言葉が私を励まし、私を前に進ませてくれる。
今までもこれからもずっとこの言葉を信じ、変わり続けていきたい。