「俺のこと頼りにしてる?」と別れ際、彼に言われた言葉。

私は彼のそばにいると居心地が良かった。しかし、なんでも自分でやってしまいたい性格から、相談もあまり他人にしないことが多かった。

さらに元彼も同じ年齢だったということもあり、良い相棒のような感覚が強かった。今思えば、頼りになる男性とは思っていなかったため、頼りにできていなかったのだろう。

私は男性を立てることができないし、素直に褒めることができない

「俺のアドバイス全然くみとってくれない」と別れ際、彼に言われた言葉。私は、彼に仕事の愚痴などを話すことが多く、そに愚痴に対して「こうしてみれば?」と言ったようなアドバイスをいただくことが多かった。

しかし、私はその愚痴に対して解決策は認めていなく、ただ話を聞いて欲しいだけだった。そのため、愚痴に対して真剣に考えて真剣にアドバイスをいただくのは、少し退屈を覚えていた部分もあった。

私は、もっと楽しく愚痴りたいだけだった。それを彼とうまく共有できていなかった。

さらに「なんで俺のこと尊敬してくれないの?」と、別れ際に彼から言われた。彼は新卒で、ボーナスを60万円ほどもらっていたらしい。「こんなにもらってる新入社員いないよ?俺が合コンに行ったら有料物件だよ?」と言った彼に、私は尊敬の言葉をかけることができなかった。私が返したのは「へー」と一言。

私は相手を素直に褒めることができない性格だから、彼の承認欲求が爆発しそうになったのだろう。しかし、その承認欲求がでかくなればなるほど私は「それがどうしたの?」と思うようになってしまった。

互いを尊敬できなくなっていたのだろう。

「結婚」や「理想」に対して、私たちの意見が一致することはなかった

「これから付き合うこともできるけど、結婚は絶対ない」と別れ際、彼に言われた。私は結婚願望が強く、付き合った人とすぐ結婚を意識してしまう。社会人になり、その願望がさらに強くなった。

「いつ結婚する??」「〇〇ちゃん婚約したんだって!」と、無意識に彼を追い込んでしまっていた。「結婚を意識できないなら、時間の無駄じゃない?」そう口を滑らしてしまったこともある。

その言葉達が彼へのプレッシャーになり、私と一緒にいることがしんどくなってしまったのだ。

「なんで言うようにしてくれないの?」と別れ際、彼に言われた。よく彼から「髪型こうしてみなよ?」と言われた。しかし、それは彼の憧れの女性がいて、その女性に私を寄せていき、彼の言う通りにしていくといくこと。私は、自分らしさがなくなってしまうんじゃないかと思い、受け入れることができなかった。

しかし、同じことを友人が「この髪型あなたっぽくて可愛いよ!似合うと思う」と違うニュアンスで言われると受け入れてしまうのだ。それを彼は、自分の意見だけ否定されると思い、なにも話したくなくなってしまったのだ。

彼に振られた理由を「教訓」に、新しい恋をするために私が思うこと

彼に振られてから半年が過ぎようとしている。彼を思い出すことはほとんどないが、彼との別れが私をより一層素敵な女性にしてくれた事は確かである。

今思うと、あの頃は彼と自分を比較して張り合ってしまっていたのかもしれない。そのため素直に褒めることができず、彼の粗探しをして反発していたのだろう。

今では、他人を素直な気持ちで褒める・認めることで相手の良さを見つけることができる。そうすることで、相手も自然と自分の良い部分を見つけてくれることに改めて気づいた。

次の恋愛では、相手の素敵な部分を見ること、そして私自身も素直でいることを忘れないでいようと思う。

これから私にどんな出会いが待っているのかはわからないが、今はただ京都の鈴虫寺で願った「私に相応しい人との出会い」を待つのみである。