2022年を振り返って、自分の中で一番成長したと思うのは、自己肯定感が上がったと感じることだ。
毎日必死に生活していたので、何が自己肯定感を上げることに繋がった要因が分かっていないので、今年を振り返ってみたいと思う。

◎          ◎

まず最初に、仕事が今の業務に変わって2年経ち、全体像が把握できるようになったことで、右も左も分からない状況だった状態から脱することができた。
1年前までは、ただ目の前の仕事をこなすだけで精一杯で、一つの業務を回すことに必死だった。
一つの業務に取り組んでいるうちに、疎かになっていた別の業務の締め切りが近づいてきて、同時平行することに頭がパンクしていた。
1年前まではちんぷんかんぷんだった業務も、今年は深い内容まで理解し、「自分はこうしたい」という意見を持てるようになった。
しかし、自分のやりたいことを実現するために、データを揃え、周囲の人間を説得し、目標を達成するというところまでは毎回確実にたどり着けていないので、素早く結果を出すことと合わせて、今後も取り組んで行きたい。

また、世間の外出自粛の雰囲気が緩むと同時に、新たな出会いにも恵まれ、交友関係が広がった。
違う年代の人と話すのは、話題がないかと思ったが、楽しい時間過ごすことができた。
それと同時に恋愛の難しさも学んだ。
今年の出会いを通じて、恋愛の経験値がかなり低いことを思い知った。
当たり前にカップルになっている周囲の人に尊敬の念を抱いた。

◎          ◎

相手が年上だからといって、甘えてばかりではいけない。
私のことを思ってくれているからこそ、デートプランを考えてくれるし、時間をかけて会ってくれる。
そのことを当たり前だと思わずに、感謝の念を忘れないようにしたいと心に刻んだ経験になった。
そして、相手に自分の幸せを委ねてはいけないと学んだ。
自分がどうしたいのかを常に軸に持って、自分で人生を切り開かなければならない。
相手に幸せにしてもらうのではなく、一緒に幸せになる。もしくは、私と付き合う、結婚するのなら、私が幸せにするくらいの意気込みがないと、他人軸で生きる人生から抜け出せなくなると思った。
また、腹の内を明かすことができる友人が増えた。
私のことを褒めてくれ、恋愛について不安を吐露するとアドバイスをくれる友人の存在が、自己肯定感を上げることに一役かっているのは間違いないだろう。

◎          ◎

最後に、最近は自分のために化粧をして出掛けていることを挙げたい。
出社するときは、社会人としてのマナーとして義務で化粧をしていたときがあった。
すっぴんに近い薄化粧の同僚もいるなか、マスカラやハイライトまで使って化粧をしている自分が、馬鹿にされているのかもと深読みしていたこともある。
今年に入って、自分のテンションを上げるために化粧をするようになった。
バッチリ決めた自分で働く方が自信もつき、鏡を覗く度に嬉しい気持ちになることに気づいてからは、メイクをする時間が楽しくて仕方がない。

先日、自分の中では以前に比べたら自己肯定感が高まったと思っていたが、他人からの評価でも、自己肯定感の高い人だと思われていることを聞いた。
その言葉を聞いたとき、喜びがじんわりとお腹に染み渡る感覚があった。

目標を掲げて達成する目に見える成長だけでなく、精神的、人間的にも成長できるよう、また毎年「今年も成長した」と思えるように、2023年も頑張りたい。