今年のはじめ、新年に変わったタイミングで宣言したことがあった。それは、副業を本業にすること。今は副業としてやっているライターの仕事を本業にして、自由な時間を使いながら仕事をするという目標だった。SNSをみていると、カフェで仕事をしながら、自分の時間を持っている人がいる。そのような働き方や時間の使い方に憧れた。
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ライターは2年ほど前から始めている。最初は、数十円の仕事から始めた。数十円でもお金を稼げたことが嬉しくて、書くことの楽しさも倍増して、とても楽しい仕事だと思った。同時に記事作成の案件に応募してみた。仕事を振ってもらえて、長文を書くことにチャレンジ。文字単価は今の半分からスタートした。今も取り組んでいる案件と同じような案件に初めてであったのはこの頃である。同じようなボリュームの記事を初めて書いたとき、半日かけて書いた。いくら書いても文字数が満たない。どうしたら言葉で埋められるのだろうと考えながら、小休憩を挟んで書いていたものだ。小さな利益で、少し贅沢なランチが食べられるほどの金額が当時の月収。お小遣いにも遠い金額だ。しかし、自分の力で稼いでいるという感覚をひしひしと感じられたことに快感を覚えた。書くことも楽しい、仕事として完成させられると達成感も感じられる、続けられそうと思った。
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自分のペースで細々と続けていたライターの仕事。書くことの楽しさは、仕事をするたびに実感して、もっと仕事がしたい、1日が短いと思うようになる。と同時に考えたのは、収入面の不安。まだ単価が小さいので、収入として満足できる稼ぎにはならない。もう少し単価を上げてからでないと、独立して働くことができないのである。
今は本業をしながら、副業として仕事をしているライター業。今年のはじめには、必ず本業にして、今の仕事の給料を抜いてやる、と宣言した。そこから時間は経過して、すでに年末が見える時期に突入している。1年あれば、変えられると思ったライターとしての状況も、全く変わらず現在に至る。どうしたものか。今年のうちに一気に成長してやると決めた私だったが、今では一定のお金を稼ぐことに重きを置いており、なにも成長できなくなっている。これではライターを始めた意味も、年始に決めた決意も無駄になってしまう。あと1ヶ月あまりしかないが、改めて今年の目標を見直してみることにしよう。
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今できることとして、生産性を上げて毎月の収入を増やすことがある。毎月の稼ぎを一定にするだけでなく、毎月少しでもアップしていける執筆スケジュールを考えることが目的だ。そのためにも、毎日買い物などで使う金額をライティングで稼ぐという方法を見つけた。稼ぎが上回れば、赤字になることはない。少しでも貯金できる金額が稼げるのではないかと思ったのだ。さらに、来年に向けて、単価交渉をコンスタントに行っていくスケジュールも考えていこうと決めた。何事も、積極的にアピールしていかなければいい仕事は見つからない。自分のやる気と目標に特化したスケジュールを考えて、単価を確実に上げることで収入のアップを図ろうという計画だ。今している仕事量は変わらず、単価が2倍になれば、自ずと収入が2倍になる。圧倒的に収入が増えるので、ゆとりも増えることは確実だ。これを年始に計画して、見事なまでに机上の空論となってしまった。
今年の目標を振り返って、まだ達成できていないことが山積みだという現実をなんとかしたい。いつも怠惰に流れてしまう自分のモチベーションを上げて、稼ぐという幸せを、書くことの楽しさと達成感を得られる生活を手に入れたい。ここから年末に向けて、もう一度自分が目標に掲げていることを再確認しよう。そして、今できることから確実にしていくことで、本業を超える収入をライターで手に入れよう。年末まではその準備を、来年からは駆け抜けていける開花の年にするべく頑張ろう。なによりもスタートダッシュが大切なように、今年の目標を振り返り、再びエンジンをかけようじゃないか。