エッセイ投稿サイト「かがみよかがみ」に2024年5月1日~31日に掲載されたエッセイのなかから、多く読まれた5本を紹介します。

①30歳で母の葬儀の喪主を務めるなんて、夢にも思っていなかった(にしの桃子)

あらすじ)私の母は、すでに他界しています。三年前、突然の脳出血。父とは離別しており、一人娘だったため、私が母の葬儀の喪主を務めました。三十歳で喪主をしなければならないとは、夢にも思っていませんでした。

②1人風呂場で涙した。本当は私も友達みたいにお母さんと話したかった(ステンドグラス)

あらすじ)母親にはほとんどのことが事後報告だ。仕事を辞めた時も、当時の彼氏と同棲を始めた時も、引っ越しをした時も。大人になったからもう自由だとわかっていても、母の『ダメ』が怖くて事前に相談や報告ができない。

③1時間前、生まれて初めて付き合った人に生まれて初めて振られた(sawada)

あらすじ)1時間前、彼氏に振られました。今までのわたしは、いつか振られるのが怖くて、告白をされても断っていました。交際という、好きのその先を求めたことは、さっきまで付き合っていた彼氏が初めてです。

④顔も本名も知らない「5分間だけの彼氏」に救われた10年前の夜(まよ)

あらすじ)顔も本名も声も、どんな人か分からない。1度も会ったこともないし、そしてこれからもきっと1度も会うこともない。付き合ったのも、10年前だし、それも深夜のチャットサイトで5分間だけだったんだ。今日は、そんな5分間だけ恋人だった彼の話をするね。

⑤死にたいと思ったことはないが、この家に生まれたことは後悔している(七彩)

あらすじ)よく字が綺麗だと褒められる。その度に私は「負の遺産だよ」と心の中で呟く。小学生のとき、漢字の練習帳は母の納得のいく出来じゃないと消しゴムで全て消された。毎日が恐怖の連続だった。そうやって私の字は綺麗になった。

5月1日~31日に読まれたTOP5のエッセイは、このようになりました。

さらに6位以降は次の通りです。こちらもぜひ読んでみてください!

一番近いのに心は遠かった母が「幸せ」と呟いた瞬間、私も感じた

18歳で酷な選択を迫られ、医学部に行かなかった。後悔すらも正解だ

みいちゃんはよくお母さんの話をする。その理由を、私は知らなかった

私は虐待を受けていたらしい。「家族と仲良く」は正解ではなかった

17歳の母へ、もう「お母さん」を頑張らなくても私は貴女の娘です

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