最近、インプットすることが楽しいと感じるようになった。ただし、「自分の好きな分野」に限った話である。

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思い返すと、マンガやアニメ、ゲームに夢中だった小学生時代のわたしは、本を読む習慣がなく、読解力が乏しかった。そのため、国語が苦手だった。そういえば、音読の宿題も小学1年生の頃から、すでに真面目に取り組んでいなかった気がする。

また、小学校高学年でそろばんの習い事をしていたため、暗算も得意になり、計算は早かった。暗記科目が不得意な代わりに、算数や数学が得意になったのだと思う。

暗記が苦手だという自覚があるからこそ、本を読んだら「読書ノート」を書いて、本の要点をまとめている。小学生時代は中学受験のために塾に行っていて、時間もたっぷりあったため、そこまで勉強は嫌いではなかったと思う。しかし、中学校や高等学校の6年間は、勉強の他に楽しいことがあると知ったのと同時に、携帯やスマートフォンを持つようになり、あまり勉強に対して前向きでなくなってしまった。

難しい問題やわからない問題にぶつかったとき、答えを読んで理解することも難しく、たとえ理解できたとしても試験問題で同じ問題は出ないので、どのように応用して解けばいいのかがわからず、勉強が楽しくなくなってしまった覚えがある……

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社会人になってから自発的に読んでいる本は、「時間術」や「仕事の効率化」、「上手な選択の仕方」、「対話力・傾聴力」などである。どんどんこういったジャンルの書籍は出版されていくため、終わりが見えないものにはなるが、読書をするということはデジタルデトックスにもなり、読解力も身に付いていると感じるため、続けていきたい。

また、今の会社から内々定が出たとき、とある国家資格を受験するように言われた。
取得しないと仕事ができないわけではない資格だったことや暗記が苦手、興味のない分野だったため、勉強に精が入らなかった。

そして、大学の授業や課題、アルバイトを優先してしまったことも悔やまれるが、社会人になってからも何度か挑戦したが、合格できなかったので本当に相性が悪い資格なんだと思う。

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今年、この国家資格の受験は今のところ予定しておらず、自分自身が興味のあることや好きなことであれば、勉強のやる気も出るのではないかと考え、紅茶関係の資格試験に挑戦しようと考えている。

インターネットで検索してみると紅茶に関連する資格はたくさん出てきたが、「紅茶検定」や「紅茶マイスター」がメジャーなようだ。今年の紅茶検定の試験日は過ぎてしまっていたため、紅茶マイスターの検定の詳細を調べて、挑戦したいと思う。

「生涯学習」や「リカレント教育」も近年、注目されている。Instagramの発信者のリールで「学んだことは誰にも取られない。学習することは平等である」と語っているものを観たことがある。

ただ、1度覚えたことは翌日には、75%は忘れてしまうそうだ。学んだだけ・インプットだけで終わりにはせず、アウトプットも同時に行いながら、自分自身の財産となるような学びをしていきたい。