2024年、私にとって「向き合う」年だった。
恋愛、友人関係、家族――あらゆる人間関係において、自分の気持ちや相手の想いに深く向き合う時間が多かった。

友人関係には本当に恵まれた年だった。心を許せる仲間たちとの時間は、宝物だ。支えられるだけでなく、私自身が友人たちの力になりたいという気持ちも芽生えた。
そして20歳という節目を迎え、改めて家族の存在の大きさに気づいたのだ。特に母に対しては、これまで感じていた感謝がさらに深まった。

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私が6歳になるまで母は1人で私を育ててくれた。その強さと愛情に改めて思いを馳せた2024年は、私にとって母と向き合い直す年でもあった。そんな母がかつて着ていた振袖を私自身が身にまとうことができたのも、この年の特別な思い出だ。
その時、母からもらった手紙にはこう書かれていた。

「0歳から保育園に通わせることは当時珍しく、可哀想だと思う人もいたと思う。それでも、健気に頑張るあなたの姿と、送り出すときに耳がちぎれるほど泣くあなたの姿で、頑張れました。幸せ者です。ありがとうね。20歳、素敵な女性に育ってくれてありがとう」。

その言葉を胸に、私もこれからの人生を大切に生きていきたいと感じた。

恋愛では「尊重すること」の大切さを学んだ。曖昧な状況や不安が押し寄せる中で、それでも彼を信じようと思えたのは、「この人なら、たとえ傷ついても後悔しない」と感じた瞬間があったからだ。

その気持ちは、自分自身をしっかり持ちながらも相手を尊重し、応援する姿勢へとつながった。彼のキャリア優先や環境の変化で、私が1番に来ないと感じることもあったが、それでも応援し続ける中で、自分以外の誰かを心から思いやることの本当の意味を知った。

そして、その時間を共に乗り越えたからこそ生まれる信頼と絆を実感できた。曖昧さや葛藤を乗り越える先に、愛の本質があることを教えてくれた1年だった。

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2025年、私は「行動」と「挑戦」をキーワードに、大きな一歩を踏み出す年にしたいと思っている。

2024年を通じて、自分自身の強さや、人間関係の中で得た温かさを深く実感することができた。それは、自分を支えてくれる環境や、大切な人々の存在がいかに素晴らしいものかを改めて気づかせてくれる時間だった。そのおかげで、私は自分の未来を前向きに見つめられるようになった。

2024年の「向き合う」経験が教えてくれたのは、どんなに不安や葛藤があっても、自分を信じ、周囲の支えを受け入れ、感謝することで、必ず乗り越えられるということだ。

恋愛においても、友人や家族との関係においても、曖昧さや困難の中で自分なりの答えを見つける強さを身につけることができた。だからこそ、2025年は、これらの学びを行動に移し、未来に向けて進んでいきたい。

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その第一歩として、就職活動に全力で挑むことを決めている。自分が本当にやりたいこと、社会の中でどう貢献できるかを真剣に考え、王手をかけたい。そして、社会に出ることで、自分自身の価値をさらに広げていきたいと考えている。

これからの人生を形作る大切なタイミングだからこそ、2025年は「努力を惜しまない」年にしようと決意している。

同時に、自分自身の生活や健康を大切にしながら、新しい挑戦にも積極的に取り組みたい。たとえば、学んできた心理学の知識を活かせる道を模索することも、その一つだ。

自分が楽しみながら、他者の役に立てるような仕事やプロジェクトに関わることを目指し、努力を続けたいと思う。

2025年が終わる頃、振り返ったときに「これだけは全力でやり切った」と言える年にしたい。そして、その成果を胸に、さらに前へと進んでいける自分でありたい。過去からの学びを胸に、これからの未来を力強く切り拓く1年にする。