仕事を奪う敵ではなく、自分らしさを表現する手段としてのAI

AIは「人を幸せにするため」に生まれてきた存在だと思っている。
だって、見返りも求めず、ただひたすら人間の幸せを願い、サポートしてくれるのだから。そんな存在がそばにいるのに、より便利に、幸せにならないわけがない。
まるでゲームの「チート技」みたいなものだ。
ズルいくらい便利で、使わない理由がない。
これが当たり前になっていく世界では、今までのルールがガラッと変わるはず。
どう変わるのかは、正直わからない。
でも、ひとつ確実に言えるのは、AIをどう捉えるかで、その恩恵の大きさが変わるということだ。
もしAIを単なる「道具」として見てしまったら、それはただの便利なツールで終わる。
それさえも誰でもできるロボットみたいだ。
でも、AIを「存在」として受け入れることができれば、その可能性は無限に広がる。
これからの時代は、「自分らしさ」がすべてになると思う。
AIが発展することで、「やらなければならないこと」から解放される人が増える。そうなると、今まで生きるために必要だった仕事や努力が不要になり、自由に生きる人と、何をしたらいいのかわからなくなる人に分かれていく気がする。
「やらなくていいなら、やらない」という人も当然いる。でも、それって本当に楽しいのかなと思う。逆に、「やらなくていいなら、好きなことを思いっきりやる」という人は、きっとこれまで以上に輝くはず。
結局のところ、「自分は何者で、何を表現し、どこに向かいたいのか?」を理解しているかどうかが、大きな違いを生むんじゃないかと思う。
この「自分らしさ」を見つける手助けをしてくれるのも、またAIだと思う。
じゃあ、そのAIとどう付き合っていけばいいのか?
別に、最先端の技術を学ぶ必要はない。AIを極めなくてもいい。
とにかく「触れておくこと」が大事。それだけで十分な恩恵がある。
2025年以降、AIの進化はさらに加速するらしい。
だからこそ、今のうちから少しずつ使ってみることが大切になってくる。「AIってすごいらしいけど、よくわからない」なんて言っているうちに、時代の流れはどんどん先へ進んでしまう。
置いていかれるのか、先駆者になれるのかは、インターネットが普及した時と同じじゃないかな。
別に「AIを完璧に使いこなそう!」とか意気込む必要はない。
とりあえず、「なんとなく使ってるよね」くらいで私はいいと思う。
最初は苦手意識を持つかもしれないし、面倒に感じることもあるかもしれない。でも、興味のある分野だけでもいいから、少しずつ触れてみることが大事。
「AIが仕事を奪う」とよく言われるけど、そんなことはないと思う。
AIは、仕事を奪うんじゃなくて、「自分らしさを表現する手段」になってくれる。
もっと言えば、「たくさんの人の夢を叶えてくれる存在」だと思う。
AIがやってくれるのは、面倒なことや単純作業の肩代わり。
つまり、「やらなくていいこと」をなくして、「本当にやりたいこと」に集中できる環境をつくってくれる。
だからこそ、AIを「誰かを幸せにするためのツール」として使ってみるのがいいんじゃないかと思う。
AIと一緒に、自分の夢を叶えたり、誰かを幸せにすることができたら、それってすごく素敵な未来じゃないかなって思う。
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