かがみよかがみは2022年も、女性たちの思いがこもった数多くのエッセイを掲載してきました。恋人や友人との関係、家族との向き合い方、自分らしく生きること……それぞれの作品にはさまざまな喜びや悩み、迷い、そして決意がつづられています。そんなエッセイのなかで、「見た目」カテゴリーで最も読まれた5本を紹介します。
<第1位>
ミニスカートが大好きでも、履けない。誰もが性を隠して生きる社会で(あお)
【あらすじ】バイトの大学生は、いつもミニスカートを履く。男性社員はニヤつきながら話している。私も高校生の頃まではよく履いていたが、大学生の友人は「私らみたいな暗い女子はロンスカだよね」。ギクッとした私はミニスカートをタンスにしまい、ミニスカートの「向こう側」の人間と化したのだった。
<第2位>
太っていた私を見下した彼女たちは、変わった私を「ビッチ」と噂した(きっか)
【あらすじ】太っていて、美しくなかった私に、周囲の女の子達は「痩せたら可愛いのに」と言った。見下した態度にも言い返せなかった私はダイエットをし、「別人」になった。すると、これまでスルーしていた男の子たち、そして女の子たちの対応が変わってきた。
<第3位>
「性にだらしない」と言われる「たぬき顔」の私。外見で判断されても(たぬきちゃん)
【あらすじ】黒目がちの丸い目。下膨れの丸顔。低めの丸い鼻。やや大きめの口。私は近年流行っている「たぬき顔」だ。外見を褒められることがうんと増えたが、私が似ていると言われる芸能人が炎上したことで、私にも災難が降りかかってくることになった。
<第4位>
「風に揺れるワンピース」を捨てた。他人から「痛い」と思われても(つっきー)
【あらすじ】小柄な私は、私がしたい格好ではなく、髪はサラサラロング、膝丈のワンピース、それに似合う靴と、「小柄な可愛らしい格好」をしていた。実際の自分からは遠い理想をめざして、周りから「痛い」と思われるのが怖かったのだ。でも、ある日、行きつけの美容師さんに言った。「バッサリいっちゃってください!」
<第5位>
おっぱいしか見てない男は願い下げ。貧乳と言われる私のかわいい胸(くじら)
【あらすじ】私の胸は小さい。母もメリットとしてしかとらえていない。動きやすく、着る服も選ばないので、胸が大きな人を羨ましがることはなかった。ささやかな胸を受け止めることもできない、度量が狭い男なんかお断りだ。
以上、2022年に「見た目」カテゴリーで最も読まれたエッセイ5本でした。
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