30歳で喪主を務めた葬儀、高齢で恥ずかしい存在だった母の本当の強さ...2024年に読まれた「家族」エッセイ発表!

2024年に「家族」カテゴリに投稿されたエッセイのなかで、最も多くの方に読まれたエッセイ5本をご紹介します!
あらすじ)子どものころ、母のことを恥ずかしい存在だと思っていた。幼稚園の参観日で、スラッとしたきれいな他の“お母さん”たちと並んだ母は、なんだか1人だけ顔のシワが多くて、口紅の色がおかしくて、着ている服も変で、浮いているように思えた。母は、私に無いものをすべて持っている。そのことに気がついたのは大人になってからだった。
あらすじ)両親の寝室で、私は人生で最大の後悔をしていた。小学5年生だった私は爪切りを探していた。その手のこまごましたものが収納してある場所は、どこを探しても見つからなかった。だから普段あまり入らない、両親の寝室に足を踏み入れたのだ。そして父の枕元にある、小さな桐のタンスの引き出しを開けた。そこにはコンドームと、大人の玩具が入っていた。
あらすじ)私の母は、すでに他界しています。三年前、突然の脳出血。父とは離別しており、一人娘だったため、私が母の葬儀の喪主を務めました。三十歳で喪主をしなければならないとは、夢にも思っていませんでした。
あらすじ)数年前のある日、数人の友人以外に知らせず、家を出た。職場には「事情があって引っ越すことになった」とだけ言ってクリーニング済みの制服を渡した。
あらすじ)5歳だったある日、母がわたしに「ピアノ習いたいと思わない?」と聞いてきた。母は何度もピアノが弾けたらどれだけ楽しいかを力説してきたので、一瞬の気の迷いで「習う!」と言ってしまった。今振り返るとこれが全ての始まりだった。わたしの生きづらさは今でも続いている。
「家族」カテゴリで2024年に読まれたTOP5のエッセイは、このようになりました。
⑥毛嫌いした母の人生が、負け組の私よりもマシ。これは悪い冗談なのか
⑦1人風呂場で涙した。本当は私も友達みたいにお母さんと話したかった
⑧作業服の肩にはたくさんの雪。サンタになってくれた父にありがとう
⑨両親への手紙はやらない。新郎が代表挨拶する、不平等な令和の結婚式
⑩外面の良い母を見てきた私は、あなたのために子供を作らない選択を
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