2024年に「見た目」カテゴリに投稿されたエッセイのなかで、最も多くの方に読まれたエッセイ5本をご紹介します!

①東電OL殺人事件で、昔浴びせられた「でもお前ブスじゃん」が蘇った(まよ)

あらすじ)「でもあいつブスじゃん」「でもあいつとは付き合いたくねえじゃん」「でもあいつじゃ勃たねえじゃん」男たちからのその一言で、勉強だけができる、スポーツだけができる私は否定されていった。女の子は勉強の虫や本の虫だけでは認められないことを知った。何よりも前提に、男たちから認められる、美しさがあること。可愛らしさがあること。愛らしさがあること。女の子は、本の「蝶」でなければ認められないことを痛感した。

②毎晩お風呂でシてしまう。最大出力の快感を得る行為が自制できない(田道間ハヤシ)

あらすじ)私はアトピー性皮膚炎を患っている。お風呂に入るとき、必ず、熱いシャワーを患部に当てている。忍耐力がない私は、我慢できずに掻きむしる。言うまでもなく、非常に良くない行いだ。では何故このようなことをやってしまうのか。理由はただ一つ。めちゃくちゃ気持ちいいからだ。

③ある日自慢の髪を失ったら、急に女扱いされ、生きやすくなった(Kei Sugiura)

あらすじ)中身は変わっていないのに、外面が変わった途端に対応が変わる。急に優しくなる。女らしくなっただけで。こんなに生きやすくなるなら、最初から茶髪のゆるふわロングにしとけば良かったかも。登場人物Dから、急に主人公に抜擢されたような気分だった。

④「実物の方が断然かわいいよ!」。正直、喜ぶべきなのか分からない(まんちゃん)

あらすじ)「〇〇ちゃんは、写真より実物の方が断然かわいいよ!」これは、私が実際に友達に言われた言葉である。それって、私の写真写りが悪いってこと?写真の私は全然かわいくないってこと?邪推してしまうような何気ない一言に、敏感に反応していた。

⑤人生勝ち組だと思ってた頃の象徴 XSサイズを捨てられなかった10年(まよ)

あらすじ)ボディポジティブという言葉が広まって久しい。でも私はあのXSサイズのパンツを捨てることができなかった。それは私が自信を持って充実していた頃の象徴であり、いつか痩せてこのXSサイズがまた入るようになったら、人生は全て好転し元に戻れるのではないか、という淡い期待を抱き続けていた。

「見た目」カテゴリで2024年に読まれたTOP5のエッセイは、このようになりました。

さらに6位以降は次の通りです。こちらもぜひ読んでみてください!

「キレイな二重だね」と微笑む彼。整形してるからねとは言えなかった

「自分軸で生きなよ」。友達の言葉が自己肯定感ゼロだった私を変えた

祖母が私の振袖写真を心配してくれたおかげで気付いた重大な変化

「垢抜け」が生む地獄。評価より自分の好きを追求したい

「女のくせに」毛深いのはおかしなこと? ずっと胸に残る疑問

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