①一人暮らしをやめて実家へ。戻ることは「負け」と思っていた私の変化(ゆとりちゃん)

あらすじ)充実した1人暮らしに満足していた私。寂しいときもあったけれど、「実家に戻るなんて負けだ」と思い込んでいた。前職を退職することになり、一時的に実家へ戻った。また1人暮らしをするための準備をしようと思っていたけれど、心に変化が生まれる。

②「自慢の娘」ではなくなり、家族と2年間疎遠だった私の帰省(まりかな)

あらすじ)せっかく入った会社をたった1年と半年で辞めてしまった。その事実に家族はなんと言うのだろうか。自慢の娘だったはずなのに、どんどんと理想からかけ離れていく。私自身がその状況に失望していたし、そんな私を見て欲しくなかった。連絡が来ても返信しないことも増え、こちらからの連絡は一切絶った。

③私たちを見下す親戚に、母は「頭がいいだけの人には」と言い返した(くじら)

あらすじ)「高校は頭悪かったから、大学受からなきゃ終わりだったね」親戚のうちの一人から、学歴を見下すような発言を長年受けてきた。そんな親戚の態度に、ついに母が返した言葉を、私は今でも、ほとんどそのまま覚えている。

④兄と比べられる家庭から逃れるための大学受験。土壇場での大逆転(きたけ)

あらすじ)親の敷かれたレールの上を走り、兄の後ろ姿を追いかけてきた私。兄を尊敬していたし、大好きだったけれど、同時に劣等感も一緒にまとわりついていた。実家から通えない大学を目指し、受験勉強に励んだ。

⑤「魅力がないから」と告白をバッサリ断った彼と、私は今年結婚する(夏目わか)

あらすじ)「俺と付き合ってほしい!」「魅力がないから付き合えない」7年前、私は彼の告白をバッサリと断った。正直、ただごめんなさいと断るよりも、数倍残酷な断り方をしたと思う。でも私は、その告白を断った彼と2023年に結婚することを決めた。

さらに6位以降は次の通りです。こちらもぜひ読んでみてください!

恋人と過ごす初めてのクリスマス。悲しい過去が浄化された気がした

祖父の葬儀で泣かなかった、泣けなかったのには「理由」がある

成人式の翌日に祖母に土下座。コンクリートの冷たさは一生忘れない

クソみたいな世界に苦しんでいる私に、ばぁちゃんだけが謝ってくれた

何を言っても今更遅い。「愛されていない」と言われた姉は涙を流した

以上、「家族」カテゴリの年間読まれました賞でした!
毎日1カテゴリーずつ発表していきます。おたのしみに!