「かがみよかがみ」に2023年に掲載されたエッセイのなかから、特に多く読まれた10本を紹介します。今日は「キャリア」部門の発表です。

①「もう会社には来ないで」の公開処刑。2週間たたず戦力外通告されて(チョコクマ)

あらすじ)トライアル雇用終了直前に雇用をするのは難しいと判断された私。働く中で「もしかしたら本採用されないかもしれない」という悪い雰囲気は感じていた。今振り返ると、あの時にこうすればよかったと思うこともたくさんある。

②早上がりするパートの主婦にイライラする。お疲れさまと言いたいけど(しろくろ)

あらすじ)14時に退勤しても待っているのは自分の時間ではなく、家族のための仕事。そう分かっていても、パートの主婦さんたちが早上がりすることを、つい羨んでしまう私。でもこれって、主婦さんのせいなのだろうか。立ち止まり考えてみると、本当の要因が見えてきた。

③子育て支援の陰で負担増の「独身で子供がいない」人にも目を向けて(傷だらけの天使)

あらすじ)“子供を産んでいないことが罰です”と言わんばかりのシフト、日々の待遇格差。今、書き連ねている現状を実際に声に出せばきっと「マタハラ、少子化が進む」と炎上してしまう。

④自分が健康だからこそできることがある。教員を辞めて気づいたこと(古木あざらし)

あらすじ)この4年間で、人生の大きな転機を迎えた。それは、教員を退職したことだ。32歳、福祉職でリスタートを切った。教員時代に比べ年収は激減したが、時間と心の余裕ができ、生活が豊かになった。

⑤就職試験の不合格通知。中途半端な頑張りは、史上最悪な日を招いた(kanon.)

あらすじ)地元ではなく関東で就職すると決めていた私は、自分の思いを伝えれば合格できると信じていた。しかし、面接当日は緊張も相まってうまく言葉が続かない。順序よく話すことも、要点を簡潔に話すこともできなかった。

さらに6位以降は次の通りです。こちらもぜひ読んでみてください!

仕事を諦め選んだ専業主婦の道は、夫の人生に「不必要」と判断された

休職で解き放たれた「普通」という呪縛。私の普通は私で作っていく

もう十分だから逃げよう。私の背中を後押ししてくれたあの後悔

ヒリヒリしながら必死で十万コースを勧めていた日々が時々恋しくなる

今の自分に良い条件でも未来の私はそこにいない。今春、会社を辞める

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