「かがみよかがみ」に2023年に掲載されたエッセイのなかから、特に多く読まれた10本を紹介します。今日は「見た目」部門の発表です。

①マスクをはずすと態度を変えた先輩たち。自分勝手な人たちに腹が立つ(リンちゃん)

あらすじ)コロナ禍での大学生活のスタート。サークルの飲み会でマスクを外すと、今までちやほやもてはやしてきた男の先輩たちが、露骨に冷たい態度になったのを感じた。

②経験豊富に見えて、実は鉄のパンツを履いたガード固い女でした(ジジ)

あらすじ)目元がきつくて、身長も高くラスボス感の見た目がある私は、高校生の頃に「ビッチ」・「やり〇ン」・「尻〇る」・「エロい」と言われていた。だけど、私の初体験は二十歳を超えてからだ。

③不愉快な女性らしさの押し付け。髪を切ることは社会への反抗だった(Aちゃん)

あらすじ)中学生の頃、髪を切ることは女性らしさへの反抗だった。大学生になった今、私の髪の毛は腰まである。スカートだってワンピースだって着る。きっかけは、スーツを販売している店員さんの一言だった。

④顔は細くて身体はガンダム。札幌の街を歩く奇妙な体型の女は私です(田道間ハヤシ)

あらすじ)24歳の現在まで、「痩せたい」という願いは叶わないまま。だが、唯一、願いが少しだけ届いている部位がある。顔だ。社会人になってから、エラにボトックスを3回ほど打ったのだ。

⑤お風呂でだけ見えるタトゥー。優等生な自分の中のロックンロールの証(リンチャ)

あらすじ)1人暮らしをはじめた私。はっちゃけたい気持ちでいっぱいで、髪の毛をブリーチし、軟骨にピアスを開けた。そして、19歳の時、初めて手首にタトゥーを彫った。

さらに6位以降は次の通りです。こちらもぜひ読んでみてください!

若く見えた、マスクの上司。私の顔も勝手な想像されていると思ったら

雌雄眼を整形した私は、両目が綺麗な一重ならば整形していただろうか

「男女の友情は成立する?」。答えは、親友が男の私だけが知っている

「人は顔じゃない」と思うけれど、スマホに映る自分を見られない

黒髪ストレートベリーショートで10年以上。パーマで無敵の私に

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