白紙に戻したアイドル活動、教育実習で逃げてもいい...2023年に読まれたエッセイ「その他」部門発表!
かがみよかがみは2023年も多くのエッセイを掲載してきました。編集部員として連日投稿されるエッセイを読んでいると、日々悩み、戸惑いながらも、それぞれの毎日を生きているかがみすとの姿や、この社会のどこかで自分と同じような悩みや状況を乗り越えようとしている仲間がいることに、たくさんのパワーをもらっていました。かがみよかがみは、18-29歳の本音や生活が詰まった場所です。ぜひあなたの心に残るエッセイに出会えますように。今年投稿されたエッセイのなかで、「その他」カテゴリーで最も読まれた10本を紹介します。
「かがみよかがみ」に2023年に掲載されたエッセイのなかから、特に多く読まれた10本を紹介します。今日は「その他」部門の発表です。
①アイドルの彼が描く一人の男としての幸せは、ファンの私も夢見たい(真桜)
あらすじ)アイドルグループの中心的存在である彼に一目惚れした私。しかし、彼はアイドルである前に「一人の男性としての幸せを掴みたい」と願う。さらに、彼はグループを脱退し新たな道へと歩もうとしている。
②アイドルへの道を白紙に戻してから1か月。私は黙々と文を書いている(糸生りと)
あらすじ)地下アイドルを辞めた。泣きながら「新メンバーを辞退します」とお世話になる予定だったグループの運営さんに連絡をした。私は、私の手で、全てを白紙にしてしまったのだ。たくさんオーディションに落ちて気がどうかしていた。焦って受けるんじゃなかった。誰に対してとかじゃなくて、もう全てに向かってごめんなさいと泣くしかできなかった。
③ひいき目なしに住みやすい、出身地の静岡。でも人口流出が止まらない(浅野みん)
あらすじ)静岡県静岡市出身だ。ひいき目なしに住みやすい街だと思う。しかし、寂しいことに静岡からの人口流出が止まらない。友達に地元に帰ってきてほしいと思うけれど、個人の人生と都合に焦点を当てると、東京や大阪で働いて暮らしたほうがいいだろうと思うことも多い。
④朝6時50分、画面の向こうの彼女たちが私を救ってくれた(森見すい)
あらすじ)2010年、とある日の朝6時50分。私の人生は変わった。「さて、今日のエンタメニュース。まずはこちら」当時国民的アイドルへと成長途中で、大衆の注目の的だった女性アイドルたちの姿は、かっこよくて、あまりにも、強い。
⑤母校の教育実習で私に向けられた悪意。実習生よ、逃げてもいいんだぞ(白水)
あらすじ)「しかたなく、時間を割いて、わざわざ受け入れてやっている」母校の指導教諭からそう言われ、悪意を向けられた教育実習。紆余曲折を経て高校の教員になったが、母校を通るたびに「逃げてもいいんだぞ」と思い返している。
さらに6位以降は次の通りです。こちらもぜひ読んでみてください!
⑥「明るい」「気遣いができる」と言われる私の正体を、誰も知らない
⑦同意の無い性的な行為は紛れもなくレイプ。尊厳を傷つけられた日の話
⑧「いつかリアルで」と憧れたラブドールと対面。その肌はとても柔らかかった
⑨明るくて優しい先輩が抱えていた事情。私はひどい質問をしてしまった
⑩石橋を叩いた挙げ句、渡らなかった私は、直感を信じることにした
エッセイへの感想も、随時X(Twitter)でお待ちしております。
来年もみなさまの投稿を、編集部一同お待ちしております!
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